短信です。誠に申し訳ありません。
韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権が「減税パッケージ」を出しました。
文在寅前大統領の時代には韓国政府は企業を締め付けることばかり行ってきました。文大統領自身がそういう人でしたが、運動圏あがりの要人ばかりの政府でしたので大企業は目の敵でした。
Money1でご紹介したことがありますが、あの『全国経済人連合会』が政府の企業規制について文句をつけた(苦言を呈した)ことがあるほどです(しかも一度や二度ではありません)。
文政権の素晴らしい業績の一つとして、世界的トレンドと逆行して「法人税を上げた」ことが上げられます。世界の主要国が争って法人税を下げる中、文政権は上げたのです。
企業から税金を多く取るということは、企業の投資意欲と実弾を削ることです。その一方で「Kバッテリー」など政府主導で自画自賛プロジェクトを立ち上げ、企業には「40兆ウォン投資しろ」と丸投げしてきました。
呆れるような話ですが、事実なので仕方ありません。文政権というのは企業を締め付ける一方でお金を出させることに一生懸命な政権でした。
こういうのを金の卵を産むガチョウの腹を割く行為というのでしょう。
これに対して尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権は減税パッケージで、
・法人税の最高税率を25%から22%に引き下げ
・最低税率を10%から8%に引き下げ
・複雑な課税体系を簡素化
(世界で最も複雑といわれることアリ)
etc
・最低税率を10%から8%に引き下げ
・複雑な課税体系を簡素化
(世界で最も複雑といわれることアリ)
etc
を実現するとしています。
これらの改革が実現するかは、07月末に発表される「税法改正案」で決定されますが、尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権になって韓国はマシな方向に歩むようになってきました。
文政権の5年間がなければねぇ……という嘆きが聞こえるようです。
(吉田ハンチング@dcp)