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韓国「米国が3.75%まで利上げする」とウォン安は「1ドル=1,380ウォン」までいく

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短信です。誠に申し訳ありません。

2022年07月13日に『韓国銀行』が基準金利をどこまで上昇させるのかが注目されていますが、『亜洲経済(日本語版)』に興味深い記事が出ました。

以下に記事の一部を引用します。

(前略)
韓国金融研究院のキム・ヒョンテ研究委員は8日、ソウル中区の銀行会館で開かれた「米国の金融政策正常化の影響と示唆点」セミナーで、米連邦準備制度(Fed・FRB)が今年末までに政策金利を3.75%まで上げれば、韓国国内総生産(GDP)は年間約0.7%減ると明らかにした。

ウォン・ドル為替レート上昇率は16%に達すると見通した。今年上半期基準のウォン・ドル為替レート上昇率は8.4%だった。
(後略)

⇒参照・引用元:『亜洲経済(日本語版)』「金融委『米基準金利3.75%まで上昇すれば、韓国GDPは0.7%減少』」

2022年末までに、アメリカ合衆国の政策金利が「3.75%」に達すると、韓国のGDP成長率が0.7%減るというのですが、それよりもウォン安が年初来で16%まで進むという予測が驚きです。

記事内ではドルウォンの2022年の上半期のレートは「8.4%」の上昇としていますが、

2022年
01月03日:「1ドル=1,189.80ウォン
06月30日:「1ドル=1,287.51ウォン

でしたので、計算してみると「8.21%」のウォン安進行です。

これが「16%のウォン安進行」になると予測していますが、16%といえば、「1ドル=1,380.16ウォン」です。


↑水色の線が「1ドル=1,380ウォン」です。

「1ドル=1,380ウォン」というと、過去の例からいえば、完全に通貨危機レベルのレートです。

2022年も残すところあと5カ月余りですが、果たしてドルウォンレートはどうなるでしょうか。ご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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