韓国『サムスン電子』の時価総額「128兆」蒸発した

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Money1で連日ご紹介しているとおり、韓国の株式市場は低迷しています。

韓国の国民株といわれる『サムスン電子』株式は率先して下落しているわけですが、これは仕方ありません。流動性が高く、韓国を代表する(というかこれ1本でもっているような)銘柄ですので、売るときも買うときも一番のターゲットになるからです。

『毎日経済』に「『サムスン電子』の時価総額が上半期で128兆ウォン蒸発した」という記事がでています。

せっかくですので、上半期ではなく、2022年01月03日の始値から直近の07月13日(水)の終値で、どのような株価推移になっているのかを見てみましょう(取引日ベース)。

以下をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用)。

01月03日の始値は「7万9,400ウォン」で、直近07月13日の終値が「5万8,000ウォン」ですから、『サムスン電子』株式は、2022年年初来「27.0%」の株価ダウンです。

普通に考えれば大暴落です。

時価総額は、この間で「127兆7,580億ウォン」が蒸発しています。

『毎日経済』の記事に比べて、わずかではありますが蒸発金額がマシなのは、上半期の最後の取引日、06月30日の終値が「5万7,000ウォン」と、07月13日の終値「5万8,000ウォン」より安かったからです。

『サムスン電子』の場合、とにかく注目されるので気の毒な面はありますが、韓国の屋台骨を支える企業の株価がこのように低迷しているのは、まあいいことではありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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