来たる「G20・首脳会合」は楽観視できない

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日本開催の「G20」が日程消化中です。G20最大の注目ポイントである「首脳会合」は、06月28日~29日、大阪府大阪市で行われますが、05月11日~12日には「農業大臣会合」が新潟県新潟市で、06月08日~09日には「財務相・中央銀行総裁会議」が福岡県福岡市で開催されました。

今回の首脳会合においては、アメリカ合衆国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席の会合が行われるかどうかに世界的な注目が集まっています。

お互いに自国での評判を下げるような会合はできませんので、現在「会合を設定しても大丈夫か」を担当者レベルで探り合っているものと思われます。実際、財務相・中央銀行総裁会議のために訪日していたムニューシン財務長官は中国人民銀行の易綱総裁と会い、以下のようにtweetしています。

Had constructive meeting with PBOC Governor Yi Gang, during which we had a candid discussion on trade issues.

中国人民銀行の易綱総裁と建設的な会合を持ち、貿易問題について率直に話し合った。

⇒引用元:Twitter『Steven Mnuchin』2019年06月08日-22:05
https://twitter.com/stevenmnuchin1/status/1137586549535727617

これだけでは進展しているのかどうなのかよく分かりませんが、楽観視はできません。トランプ大統領には中国側が歩み寄ることに確信があるようですが、戦争はお互いの意図を読み違えたところに発生します。合衆国は自分のスーパーパワーを過信して、誰もが自分にひれ伏すと思い込まない方が良いのではないでしょうか。

(柏ケミカル@dcp)

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