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韓国大統領室からリリースが出た! 尹大統領への「バイデン大統領の親書」は本当にそんな内容だったのか

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北朝鮮のミサイル挑発が続いており、日米韓の対応が注目されています。

先にご紹介したとおり、韓国の大統領室は「アメリカ合衆国バイデン大統領からの親書を受け取った」と公表したのですが……その内容は、北朝鮮への対応がメインではなく、韓国が懸念する「合衆国が施行したインフレ削減法(IRA)」への対応が書かれていた――としています。

にわかには信じがたい話なのですが、本件について大統領室から公式に以下のようなプレスリリースが出ました。

尹錫悦大統領は10月04日、インフレ削減法と私たちの企業の役割に対するバイデンアメリカ合衆国大統領の親書を受け取りました。

バイデン大統領は、親書でインフレ削減法に対する尹錫悦大統領の懸念についてよく知っているとし、米韓間の率直でオープンな協議を続けていくことを強調しました。

また、バイデン大統領は、米韓同盟を強化し、両国の共通の目標を達成する上で韓国と核心的な役割が遂行されるという点についても確信していると明らかにしました。

バイデン合衆国大統領の親書は、両首脳が先にロンドンとニューヨークで何度も会ってインフレ削減法について協議した結果に基づいて作成されたものです。

尹大統領に、韓国企業に対して配慮するという意志を表明したと評価されます。

⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト「バイデン米大統領、尹大統領にIRA関連の親書を渡す」

このプレスリリースがすごいのは、「両首脳が先にロンドンとニューヨークで何度も会ってインフレ削減法について協議した結果に基づいて作成された」と強弁している点です。

先にご紹介したとおり、韓国メディアの推算によれば、両大統領は3回のニアミスで計148秒しか会っていません。

その間にインフレ削減法について協議した、というのもいかがなものかですが、今回の親書がそれに基づいたものという主張も相当です。

合衆国ホワイトハウスからはプレスリリースが出ておらず、親書の中身が本当にそんな内容だったのかウラがとれません。

『VOA』韓国語看板ニュース番組「ニュース トゥデイ」によると「ジョー・バイデン米大統領は尹錫悦(ユン・ソギョル)韓国大統領に親書を送り、同盟強化を強調しました」となっているので、親書の中身は北朝鮮に対して米韓同盟を緊密にしていこう的な内容だと思われるのですが……。

⇒参照・引用元:『VOA韓国』「뉴스 투데이 2022/10/5 1부」

(吉田ハンチング@dcp)

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