短信です。誠に申し訳ありません。
2022年10月07日、『韓国金融監督院 公示システムDART』に興味深いデータが公示されました。
『サムスン電子』の2022年第3四半期の業績の暫定短信です。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。/単位は兆ウォンです2022年第3四半期
総売上:76.0兆ウォン(+2.73%)
営業利益:10.8兆ウォン(-31.73%)※( )内は対前年同期比での増減
韓国は輸出産業の業績によって支えられています。中でも『サムスン電子』はその大黒柱ともいえる存在です。『サムスン電子』の業績が揺らぐと韓国経済に大きな影響を与えます。
売上自体は増加しているのに(+2.73%)、利益が激減しています(-31.73%)。これはよろしくありません。
先にご紹介したとおり、『サムスン電子』また、もう一つの韓国半導体産業を支える『SKハイニックス』では在庫が急増※しており、「半導体企業の業績が悪化するのではないか」という観測が出ていました。
暫定ながら今回の公表データは、観測どおりの結果となりました。
このまま減益で締まると、『サムスン電子』は2019年第4四半期以来の減益の業績です。
半導体企業の業績悪化がどの程度韓国経済に影響するのか要注目です。
※ただし、この在庫急増について『サムスン電子』自身は「在庫調整をする気はない」という強気の姿勢を見せています。
(吉田ハンチング@dcp)