ポーランド「韓国産のミサイル装備できないポンコツ戦闘機」に苦しめられる。⇒ あと36機も導入する予定。いらないだろコレ

広告
おススメ記事

韓国産のFA-50を12機も購入したポーランドの悲劇は続いています。

ポーランドメディア『Defence24』が面白い記事を出しています。以下に同記事から引用します。


↑『Defence24』の紙面/スクリーンキャプチャー

軽攻撃機FA-50GF ギャップ・フィラーは、恐らくPL標準へ改修されることはない。空軍はこの種の変更は費用対効果の面で非効率だと判断した――と、イレネウシュ・ノヴァク空軍少将(パイロット)は『Defence24』とのインタビューで述べた。

(中略)

検討されている構想では、FA-50GFは訓練プロセスの処理能力を高め、高等訓練機として機能することになっている。

(中略)

同時にFA-50GFは引き続き戦闘能力を保持し、戦闘待機において戦術飛行隊の負担を軽減し、火力支援」航空機としても機能することになる。

GF型には、PL型向けに想定されているものとは異なる新しい種類の兵装が探されている。空軍はここで、とりわけ欧州製兵装――空対空ミサイルASRAAMおよびIRIS-T、空対地ミサイルBrimstone――に目を向けている。

一方、FA-50PLは少なくとも合衆国製ミサイルのファミリー、とりわけAMRAAMミサイルを搭載することになる。
(後略)

⇒参照・引用元:『Defence24』「FA-50 w nowej roli. Jak Polska może wykorzystać lekkie samoloty(新しい役割を振られたFA-50。ポーランドは軽航空機をどのように活用できるか)」

韓国産のFA-50を購入したのはいいが利用できる空対空ミサイルがないので、練習機として使用するしかなく、欧州産のミサイルを探している、購入したFA-50をPL(ポーランド型)に改修するのを費用対効果が得られないので諦めた――――という話をしているのです。

要するにギャップフィラー、つなぎの戦闘機にもなりゃしない――ということです。

韓国メディア『Global Economic』にはもっと辛辣な記事が出ています。

(前略)
ポーランド空軍が導入した韓国製軽攻撃機FA-50GF(Gap Filler)を、将来的に戦闘機級仕様である「ブロック20(Block 20)」または「PL(Poland)」バージョンへ改良しようとしていた計画を電撃的に撤回した。

(中略)

核心の争点は武装統合である。

合衆国側がFA-50ブロック20プラットフォームへの中距離空対空ミサイルAIM-120のシステム統合を拒否したという点だ。

これに新型AESA(能動位相配列)レーダー開発の遅延、韓国側の費用上昇要因および事業管理上の複合的問題が重なり、追加費用発生と納期遅延への懸念によって、改良計画そのものが頓挫の危機に追い込まれたと解釈される。

結局ポーランドは、不確実な合衆国製武装統合に予算を投じる代わりに、既存機体を維持しつつ代案を模索する実利的路線を選択した。

(中略)

今回の決定により、ポーランド空軍は「改良されていないGFバージョン」と、将来導入されると予想される「PLバージョン」を同時に運用しなければならない非効率な状況に置かれることになった。

当初計画されていたFA-50PLは、AIM-9サイドワインダーおよびAIM-120、新型レーダーを備えた仕様の戦闘機として導入される予定だったが、今回のGFバージョン改良放棄により、機種間の相互運用性(Standardization)確保に失敗した。
(後略)

⇒参照・引用元:『Global Economic』「폴란드, FA-50GF 개량 포기 선언…”돈 때문이라더니, 진짜 이유는 美 미사일 통제”」

合衆国からすれば、なんで韓国産のへんてこな軽戦闘機のために空対空ミサイルの仕様を開示しなければならんのかね――です。

ミサイル積めばなんとかなるという話ではないのです。レーダー・ミサイル間のインターフェース仕様・ミサイル制御ソフト・交戦アルゴリズム・IFF/リンク連携・セキュリティー管理etc.が必要で、これはミサイルシステムの中枢神経で、AECA(Arms Export Control Act:武器輸出管理法)によって保護されています。

ポーランドは、隣の国ウクライナが無法国家ロシアに国土が侵され、国防強化が焦眉の急です。


↑アメリカ合衆国国防総省は2025年04月29日、ポーランド政府へのAIM-120D先進中距離空対空ミサイルおよび関連する兵站・プログラム支援の有償軍事援助を承認しています。

すぐにでも飛べる戦闘機が必要――なのは分かりますが、ミサイルもつかない韓国産のポンコツ戦闘機を仕入れても仕方ありません。

ポーランドは計48機のF-16C/Dを保有しているとされますが、2025年08月28日のRadom航空ショー予行演習中の墜落事故で1機失っています(初のF-16C喪失:パイロットも亡くなっています)。

よせばいいのに、2022年にポーランドは韓国と「FA-50を計48機導入する」契約を締結しているのです。

12機:FA-50 Block 10 / GFバージョン(すでに引き渡し済)
36機:FA-50PL(Block 20相当のポーランド仕様)として追加引き渡し予定

世にもあほらしい話ですが、練習機にしか使えないような軽戦闘機を大量に買い込んでどうするのでしょうか。だから韓国独自開発のポンコツ兵器なんか買わない方がいいのです。

「韓国からポーランドへ輸出されたFA-50」大問題になっていた
先にご紹介した「韓国から輸出されたFA-50が12機のうち11機が飛行不能となっていた件」です。上掲の記事では、韓国メディアの報道を引いてご紹介したのですが、ポーランドメディアを当たってみたところ、より複雑な事態となっていたことが分かりまし...

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました