2026年01月04~07日、韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが訪中し、習近平さんと中韓首脳会談を行いました。

↑ご機嫌の李在明(イ・ジェミョン)さん。

国賓待遇で中国に迎えられた――と大喜びの李在明(イ・ジェミョン)さんは、2025年11月に行われた第1回首脳会議で習近平さんから贈られたスマホ(機種はXiaomi 15 Ultra)で自撮りを行うなど、ご機嫌でした。

↑習近平夫妻と自撮りを行う李在明(イ・ジェミョン)さん。
2026年01月07日、帰国した李在明(イ・ジェミョン)さんは記者ブリーフィングを開催して「訪中成果」を語ったのですが、ここでの発言が非常に興味深いものでした。
それが対中国貿易が赤字に転落した理由?
『中央日報(英語版)』の記事から一部を以下に引用します。
(前略)
習主席は月曜日の首脳会談冒頭発言で、両国は「歴史の正しい側にしっかりと立ち」、「正しい戦略的選択を行わなければならない」と述べた。李の4日間の中国国賓訪問は、今年最初の海外日程であり、合衆国によるベネズエラ攻撃を巡る米中間の緊張の高まりや、台湾問題を巡る日中間の緊張の中で行われた。
これらの発言を、中国が韓国に対して両問題で中国側に立つよう圧力をかけたものと解釈する者もいた。
「各国は言いたいことを言うものだ」と李は記者団に語り、「われわれは当然ながら各国の核心的利益と主要な関心を尊重しなければならない」と付け加えた。
このため、李は「習主席は中国の国益のために最善を尽くしており、私は韓国の国益のために最善を尽くしている」と述べた。
李はまた、「国家間の関係とは、必要に応じて妥協し調整することだ」と習に伝えたとも語った。
記者会見で、李は互いの国に対する否定的な世論について多くの時間を割いた。
李は、両国における反中感情および反韓感情は改善されるべきだという点で習と合意したと述べた。
「根拠のない不必要な反中感情の扇動は取り除かなければならない」と李は述べた。
「選挙不正だとかその他のとんでもないことを言って、中国の感情を傷つけるべきだろうか」
彼は、「反中感情および反韓感情の扇動を抑制する努力を続けるべきだ」と訴えた。
韓国内の反中感情について、李は「香港を除けば、韓国の対中貿易収支は赤字に転じた」と指摘した。
李は、韓国における反中感情が、中国人が韓国製品をますます嫌うようになる傾向に寄与していると述べた。
李は、そのような否定的感情によって、韓国は「はるかに大きな被害」を受けてきたと述べた。
(後略)
李在明(イ・ジェミョン)政権は、韓国内における「反中感情の表出」を抑え込もうとしています。

Money1でもご紹介したとおり、これは習近平さんから「韓国は中国を批判する言動を統制せよ」といわれたからです。
本件はともかく、絶対に見逃せない発言があります。「香港を除けば、韓国の対中貿易収支は赤字に転じた」――です。
李在明(イ・ジェミョン)さんの物言いでは、まるで「韓国内の反中感情の高まり」によって中国人が韓国を嫌いになり、韓国製品を買わなくなったって貿易収支が赤字に転落した――みたいです。

↑韓国の対中国貿易収支は2018年に556億ドルも黒字だったのですが、2023年に赤字に転落。韓国は対中国貿易で黒字にならななくなりました。
データ出典:『産業通商資源部』
もし本当に李在明(イ・ジェミョン)さんがそんなことを考えているなら、大いなる事実誤認です。あるいは「ためにする論」に過ぎません。
かつてのように対中国貿易で黒字が出せなくなったのは、中国が技術力において韓国に追いつき、もはや韓国製品など必要なくなったからです。
まだかろうじて優位を保っているのは「メモリー半導体」(HBM:高帯域幅メモリー)だけです。
李在明(イ・ジェミョン)さんを大統領のまま放置すると、韓国の皆さんは中国に包摂される方向に走っていくことになるのです。
(吉田ハンチング@dcp)






