2026年01月04日、中国の外交部が「アメリカ合衆国によるベネズエラ・マドロゥ大統領拘束」事件について以下のプレスリリースを出しました。

↑アメリカ合衆国司法省に属する連邦法執行機関『DEA』(Drug Enforcement Administration:麻薬取締局)の面々とベネズエラ・マドロゥ大統領。元気そうですよ。
以下に全文を和訳します。
外交部報道官、アメリカ合衆国が強制的にベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を拘束した件について記者の質問に答える
2026-01-04 13:50質問:
報道によれば、01月03日、合衆国は兵を派遣して強制的にベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を拘束し、国外へ移送した。複数の国の政府がこれに反対の声を上げている。
これについて中国はどのようなコメントをするか。
回答:
中国は、合衆国が強制的にマドゥロ大統領夫妻を拘束し、国外へ移送したことに深刻な懸念を表明する。合衆国側の行為は明らかに国際法および国際関係の基本準則に違反し、「国連憲章」の趣旨と原則に違反している。
中国は合衆国に対し、マドゥロ大統領夫妻の身の安全を確保し、直ちにマドゥロ大統領および夫人を釈放し、ベネズエラ政権を転覆させることをやめ、対話と交渉を通じて問題を解決するよう呼びかける。
中国外交部は、マドゥロ大統領および夫人の即時解放を要求しました。
先にご紹介したとおり、『AidData』の分析によれば、中国からベネズエラへの融資は2000~2023年で1,060億ドルにも及びます。
第1位 アメリカ合衆国……2,020億ドル
第2位 ロシア……1,720億ドル
第3位 オーストラリア……1,300億ドル
第4位 ベネズエラ……1,060億ドル
第5位 パキスタン……740億ドルデータ出典:『AidData』公式サイト
もちろん、今回のマドロゥ大統領の拘束は「合衆国に流入する麻薬」が焦点なわけですが、中国からベネズエラに流入した1,060億ドルがどのように使われたのか・何になったのか・どこへ行ったのかも大変に興味深いところです。
なにせニコラス・マドゥロさんは、2013年に就任し、2026年時点でなお大統領職にあります。
長期独裁政権というのは必ず腐敗します。
中国から流入した巨額資金がどのように使われたのかは明らかにされる必要があります。中国とずぶずぶのベネズエラ・マドロゥ政権の真の姿が見たいものです。
(吉田ハンチング@dcp)







