中国外交部が「日本は歴史的に中国人に対して犯罪を犯してきた」言動を慎めと指摘

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2022年12月28日、日本の世耕弘成議員(自由民主党所属・参議院議員)が台湾を訪問。蔡英文総統と会談を行いましたが、蔡英文総統は日本の国家安全保障戦略など安保3文書改定について評価し、「力による現状変更を試みようとする者に明確で強力な抑止が働く」と述べました。

この会談についてさっそく中国外交部が非難しています。

中国外交部の定例ブリーフィングから以下に引用します。

共同通信:
自民党の世耕弘成議員が本日、台湾で蔡英文と会談し、蔡英文は日本からの3つの安保文書を歓迎しました。中国のコメントは?

汪文斌:
政治的自己利益を追求するために、一部の日本の政治家は、「台湾独立」分離主義勢力を促進するために、繰り返しショーを行い、中国の台湾を訪問しました。

中国はこれに断固として反対し、日本に対して厳粛な陳情を行った。

台湾は中国領土の不可分の一部です。

日本は半世紀にわたって台湾を植民地化し、歴史的に中国人に対して犯罪を犯してきたため、言動には特に注意を払う必要があります。

私たちは日本側に対し、一つの中国の原則と日中間の4つの政治文書の精神を遵守し、台湾地域とのあらゆる形態の公式交流を停止し、「台湾独立」分離主義勢力に誤った信号を送ることをやめるよう要請します。

我々はまた、民進党当局に対し、歴史の流れに逆行し、外国人との「独立」を求める試みは全て失敗に終わると伝えています。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2022年12月28日外交部发言人汪文斌主持例行记者会」

ちなみに「蔡英文」と呼び捨てになっているのは、中国の報道官に「島に総統なる人はいません。注意してください」と文句をいわれるからです。

吉田戦車先生の漫画ではありませんが「総統などいない」なのです。

汪文斌報道官は日本は言動を慎め――と指摘しています。効いてる効いてるというところでしょうが、このやりとりもすっかりおなじみになった感があります。

しかし、日本にも「国益」があるので言動を慎むわけにはいかないのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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