2026年01月06日、日本人にして参議院議員の石平さんが台湾に到着しました。

↑台北松山空港に到着した石平参議院議員。
先にご紹介したとおり、石平さんは訪台の目的は二つあると『X』への投稿で述べていました。

❶通常国会に備えて、年末の台湾海峡情勢と日台防衛協力強化の可能性について台湾方面の関係者と意見交換をすること。
❷中国によって入国禁止されている私が台湾に入国することで、台湾は中国と無関係の独立国であることを証明すること。
――です。
石平さんは、中国から2025年09月08日付けで制裁措置を受けていました。その内容は――、
一、わが国領域内にあるその動産、不動産及びその他各種財産を凍結する
二、わが国領域内の組織および個人が彼と関係する取引、協力等の活動を行うことを禁止する;
三、本人および直系親属に対しビザを発給せず、入境を許可しない(香港・マカオを含む)
――でした。石平さんはこれを逆手にとって台湾を訪問したのです。
もし、台湾が中国本土と一つだというなら「三」が実効力を発揮しなければなりませんが、それができないなら――要するに台湾は中国本土には属していない「独立した存在である」ということになります。
Money1でかつてご紹介したことがありますが――イギリスのYouTuberであるLewis(ルイス)さんが、台湾の旗を持って中国ビザ申請サービスセンターまで行き、「台湾向けビザ(査証)を発行してください」と頼んでみたところ――「さっさと帰ってくれ」といわれました。

「悪いヤツがいるなあ」という話ですが(褒めています)、これも根っこは同じです。
中華人民共和国の「一つの中国」という主張は、まったく実体にそぐわないものであり、インチキだ――ということです。
中国本土とは違って、独立した主権を持ち、自由民主主義体制を維持している独立国「台湾」が存在する――というのが事実です。
台湾は独立した国家である

台湾メディア『中央通訊社』の本件についての報道を以下に一部引用します。
(前略)
日本維新の会の中国系参議院議員・石平は、インド太平洋戦略シンクタンクの招待を受けて、シンポジウムに出席するために台湾を訪れ、午前、飛行機で台北松山空港に到着した。石平は台湾到着後、簡単な談話を発表し、台湾の国土を踏むことができて非常にうれしく、また感慨深いと述べた。
中華人民共和国政府は彼に制裁を科し、中国の国境に入ることを許可していないが、本日無事に台湾の国境に入ることができたことは、中華人民共和国と中華民国が完全に異なる国家であることを十分に示していると述べた。
石平は、台湾は決して中国の一部ではなく、台湾は台湾であり、台湾は中華民国であって、中華人民共和国とは関係がないと強調し、本日台湾に来たのはこの点を説明し、世界に台湾が独立国家であることを伝えるためであると述べた。
中国外交部が石平の台湾関連発言について「取るに足らない」と述べたことについて問われると、石平は「言いたければ言えばいい。私はどうでもいい」と応じた。
(後略)
同記事が面白いのは、以下のような「ヘンな人もいるよ」ときちんと紹介していることです。

↑掲げているプラカードには「勾結日本右翼 害死台灣人民(日本の右翼と結託し、台湾人民を死に追いやる)」と書かれています。
久しぶり!の毛寧報道官が「フン、なにさ」な反応
↑空港で記者からの質問に答える石平さん。YouTube『中央社攝影看世界』チャンネル。
この「01月06日、石平さん訪台」について、同日の中国外交部の記者ブリーフィングで質問が出ました。
該当箇所を以下に引用します。
『AFP通信』記者:
日本の議員・石平は現在台湾にいます。彼は今回の訪台は台湾が「独立国家」であることを示していると述べました。外交部はこれにどう応答しますか。
毛寧:
取るに足らぬ小者の妄言であり、評するに値しません。
久しぶりに登場した毛寧さんですが、先にご紹介した林剣さんと同じ無礼な「物言い」をしています。
原文は「毛宁:宵小狂言,不值一评。」です。
宵小:つまらない小者、卑小な輩
狂言:妄言、でたらめ
不值一评:評価する価値もない
――ですから、日本人の参議院議員に向けて、一国の外務省のスポークスマンが使う言葉ではありません。
ことほどさように中国外交部の報道官というのは、「口の利き方を知らないヤカラ」ばかりなのです。
(吉田ハンチング@dcp)







