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韓国空軍の「F-15K」が「訓練時間」未達成!「北朝鮮に配慮したのでは」と指摘

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先日、韓国空軍F-35Aに故障が多発しているという件をご紹介しましたが、国政監査のシーズンなのでこのような話が次々と出てきます。

韓国メディア『東亜日報』が空軍の戦闘機が定められている訓練時間を満たしていないことを報じました。


Author:U.S. Air Force photo by Chief Master Sgt. Gary Emery

(前略)
韓国空軍の主力戦闘機であるF-15Kが、文在寅政府が発足した2017年から2021年までの5年間で、3年も実際の飛行訓練時間が目標時間に達していないことが分かった。

09日、国会国防委員会所属『国民の力』申源湜(シン・ウォンシク)議員室が空軍から提出された資料によると、F-15Kは2018年(150時間)と2019年(170時間)、2020年(170時間)3年連続で訓練時間が目標に不足していることが確認された。

空軍のF-15K年間訓練要求時間は187時間だ。
(後略)

⇒参照・引用元:『東亜日報』「[단독]공군 주력전투기 F-15K, 5년간 3차례 훈련시간 미달」

韓国ではF-15Kに要求される訓練時間は「187時間」としていますが、文政権下の2017~2021年の5年間では、

F-15Kの訓練時間(年間)
2017年:180時間
2018年:150時間
2019年:170時間
2020年:170時間
2021年:180時間

と訓練時間が足らなかったとのこと。記事内では「187時間」としていますから、3年だけではなく5年間ずっと訓練時間が足らないはずなのですが。

F-16系列は「年間174時間」が目標なのだそうですが、

F-16系列の訓練時間(年間)
2017年:200時間
2018年:180時間
2019年:140時間
2020年:170時間
2021年:160時間

2019~2021年は訓練時間が足らなかったことになります。

興味深いのは、このように訓練時間が足らない結果になったのことについて、『国民の力』申源湜(シン・ウォンシク)議員が「文在寅政権が北朝鮮に配慮したためだ」と述べていることです。

北朝鮮に配慮する文在寅政権なので、確かにありそうなことではありますが、これはあくまでも推測です。

ただ、理由がどうあれ、訓練時間が要求に達していないというのは問題でしょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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