韓国の株価下落「-25.2%」はロシアに次いで最悪! ドル建で見ると完全にレッドチーム

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株式の取引をされる方にとっては常識かもしれませんが、ドメスティックな株式市場では「ドル換算」で株価を見るというのがけっこう重要です。大賢人エミン・ユルマズさんも時にドル換算のチャートを使ってトレンドを説明していらっしゃいます。

つまり、外国人投資家の皆さんから見るとどう見えるのか?と確認しておいた方がいいよ、というわけです。

――で、韓国株式市場

ドル建てでKOSPIを見るとどうなるか?」という記事を韓国メディア『毎日経済』が出しています。

同記事によると、KOSPIは年初来の下落がひどく、主要国、G20の株価指数の中でも02月に不法にもウクライナに侵攻したロシアについでワースト2位です(データの基は『Bloomberg』と『未来アセット証券』)。

2022年01月01~12月02日の期間の株価変動をドル建てで見ると、KOSPI(韓国総合株価指数)は「25.2%下落」です。

ロシアは「-40.1%」でぶっちぎりで悪いのですが、これはまあ当然のこと。しかし、韓国のKOSPIはこれに次ぐ下げ幅なのです。

G20株価指数「ドル建て下げ幅」Top3
第1位 ロシア:-40.1%
第2位 韓国:-25.2%
第3位 中国:-21.5%

中国は「上海総合」

G20ではないのですが、「台湾:-25.7%」「香港:-20.1%」も中国に続いています。


ロシア
韓国
中国
台湾
香港

なわけですから、地政学的リスクの高い国の株価が下がるべくして下がった――といえるのではないでしょうか。もしかしたら外国人投資家の皆さんは「韓国はレッドチーム」と認識しているのかもしれません。

Money1でもご紹介したことがありますが、韓国の証券会社のアナリストは「外国人投資家からは韓国株と中国株はひとまとめで見られることが多い」としばしば嘆きます。

嘆きが本当なのは、このような下げ具合からも分かるのではないでしょうか。

当然ですが、韓国にとって喜ばしい話では全くありません。

⇒参照:『毎日経済』「ドル換算株価下落率… 韓国、ロシアを除くと最悪」

(吉田ハンチング@dcp)

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