韓国・検察の手が伸びて危なくなってきた『共に民主党』党首・李在明(イ・ジェミョン)国会議員。
地方行脚で自身への支持を集めようとしているのですが、「李党首は司法リスクがあり過ぎる」ということで、同党の議員からも避けられるようになっています。李在明(イ・ジェミョン)さんを守る言動も大概にしておかないと、検察の手が自分にも及ぶかもしれない――と心配するのは当然です。
先にご紹介したとおり、01月10日~12日の都合のよい日時で検察に出頭し捜査を受ける――と李在明(イ・ジェミョン)さんは表明しました。
という状況で李在明(イ・ジェミョン)さんが求心力を失っています。
「どうする李在明」なわけですが、驚きの報道が出ました。
年が明けて2023年となったら、隠居生活を送っている文在寅前大統領を訪問、併せて金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の墓参を行う――というのです。
日程は、現段階では以下のとおりとなっています。
01月01日:金大中(キム・デジュン) ⇒ 盧武鉉(ノ・ムヒョン)墓参
01月02日:文在寅宅
簡単にいえば、左派・進歩系大統領経験者の威光(および支持者)にすがろうというプランです。金大中(キム・デジュン)さん、盧武鉉(ノ・ムヒョン)さんは故人なので、どこまで威光が効くのか分かりませんが、文在寅さんの方は、親文派と支持者がある程度の数見込めます。
ただし、文在寅さんサイドからすると「オレを巻き込むな」という話で、訪問は迷惑という面が否めません。なぜなら、文在寅さんの方にはまだリーチはかかっていないからです。
文在寅さんを支持している層からしても、文在寅さんが李在明(イ・ジェミョン)さんと一緒に沈むのはとても容認できる話ではありません。
また、何度かご紹介しているとおり、そもそも文在寅さんと李在明(イ・ジェミョン)さんは遺恨があって決して仲がいいわけではないのです。
上掲は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の13回忌のときのもので、2人仲良く手を握って写真に収まっていますが、韓国ウォッチャーからすれば「よくやるよ」です。
それだけ李在明(イ・ジェミョン)さんは自身の生き残りに必死なわけです。
ご注目いただきたいのは、2023年01月02日の文在寅さん宅訪問です。訪問後、李在明(イ・ジェミョン)さん、文在寅さんは何と語るでしょうか? ご期待ください。
(吉田ハンチング@dcp)