韓国の産業通商資源部から「2022年の年間輸出入動向」のデータが公表されました。韓国の最大貿易相手国は中国です。2022年の対中国貿易がどのように締まったのかを見てみましょう。
韓国はここでもうけないとダメなのですが、結局、貿易収支(輸出 – 輸入)は以下のようになりました。
⇒データ出典:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2022年の年間輸出入動向」
12月も対中国貿易の貿易収支は「-6.1億ドル」で赤字。韓国の対中国輸出の落ち込みはひどいもので、2022年の対前年同期比の輸出額の増減をプロットしてグラフにすると以下のようになります(月次)。
⇒データ出典:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2022年の年間輸出入動向」
2022年12月はとうとう対前年同期比で「-27.0%」まで落ち込んでいます。
2022年、1年間の対中国貿易収支はわずか「12.5億ドル」の黒字となりました。これは衝撃の数字です。
以下をご覧ください。直近6年間の対中国の貿易収支の推移です。
2018年には、対中国貿易で「556億ドル」ものボロ儲けだったのに、2022年には「12.5億ドル」です。
なんと「97.8%の黒字減少」です。破滅的といっていい結果です
韓国は「もうけなければいけない貿易」でもうかならなくなりました。
だからこそ尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は「輸出だ」を連呼し、『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「中国に依存してきた構造を変えるよい機会」などといっているのです。
確かに「よい機会」かもしれません。しかし、どうすればいいのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)