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韓国の「No結婚・No子供」深刻。「1・2人で暮らす世帯」が全世帯の65%に達した

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韓国の安全企画部が興味深いデータを公表しました。「韓国に住民登録している人口」です。

毎月Money1でも出生数・死亡数・人口はご紹介していますが、2022年のデータが締まりましたので住民登録者数をご紹介します。以下をご覧ください。


↑住民登録している人口は左軸、男性・女性の人口は右軸

⇒参照・引用元:『韓国 安全企画部』公式サイト

韓国の住民登録人口は「2022年:5,144万人」で2019年の「5,185万人」をピークに減少し、これで3年連続の減少です。

面白いのは、男性と女性の人口が2015年にデッドクロスして、以降8年連続で女性の方が多い点です。

年次で「住民登録者数の増減」推移を見てみると以下のようになります。

2020年には「-2万人」でしたが、これが2021年には「-19万人」と急拡大。2022年には「-20万人」に。

この20万人減少のうち、人口の自然減は約10万人です。ということは、残りの10万人はなんらかの原因で韓国の住民ではなくなったことになります。コロナ禍を契機に韓国を離れた人が多かったのかもしれません。

さらに興味深いのは、人口は減っているのに世帯数が増えていることです。

どういうことかというと、これまでのように「3・4人で1世帯」ではなく「1・2人で1世帯」といった子供を有さない世帯の方が多くなっているのです。

1・2人世帯が全世帯数の65%に達しました。

1人世帯:41.0%
2人世帯:24.2%
小計:65.2%

これは明らかに少子高齢化の影響です。3・4人世帯は以下のように完全に少数派に転落しています。

3人世帯:16.9%
4人世帯:17.8%

これだけ世帯の様子が変わると社会的は変化も加速します。商品もシングル向けに企画され、売れるようになるでしょう。韓国の人口減少による社会的・経済的変化は日本にも参考になるはずです。

韓国の方がずっと早く老いていきますので。

(吉田ハンチング@dcp)

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