韓国「お金を絞ってるなー」M1は1,260兆ウォンまで急下落

広告
おススメ記事

世界的なインフレで韓国も例外ではありません。ようやく少し落ち着きましたが以下のように2022年は5.1%で締まっています。


データ出典:『韓国 国家指標システム』「消費者物価上昇率」

アメリカ合衆国やEUなどよりはマシですが、上掲のとおりアジア通貨危機(韓国呼称「IMF危機」)直後の1998年以来のインフレ率です。ちなみに1998年は財閥は解体され、企業は再編、失業率が急上昇してまさに惨憺たる有り様でした。

インフレが進むと、相対的にお金の価値を高めるために通貨の流動性を絞らなければなりません。2023年01月17日、『韓国銀行』が2022年11月時点での通貨流動性のデータを公開したのですが「M1」がどうなっているかというと、以下のようになります。

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2022年11月 通貨流動性」

上掲のとおり、M1は急減しています。「お金絞ってるなー」です。市中にお金がいくらあるのかを示すときに使われる指標M2の方はどうなっているかというと……。

上昇を続けております。いま一つ絞れないでいるのは、政府が一方で資金をまいているからではないでしょうか。

M1 = 現金通貨+預金通貨(預金通貨の発行者は、全預金取扱機関)

⇒参照・引用元:『日本銀行』公式サイト「マネーストック統計の解説 2021年7月」

(柏ケミカル@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました