『韓国銀行』の公表によれば、韓国の「M2」は「3,150兆ウォン」に達してお金じゃぶじゃぶ状況が止まりません。面白いことに「M2」における「M1」の割合が2020年10月段階で「36.0%」に達し、1986年以来で最大の数字となっています。
M2は市中にあるお金の量を示す指標ですが、M1に定期性預金などを足したものです。M1の比率が増加しているということはスグに使える現金で保有することが増えているということです。
2年未満の定期預金・積立金はこの1年で「13兆ウォン」減少しました。これは韓国が市場最低の金利になっているためと考えられます。株式投資に資金が向かっていますが、株式市場でのタイミングを窺う待機資金も増加しています。例えば、
投資家の預託金口座:62兆ウォン(前年同期比:148%増)
となっているのです。韓国のお金じゃぶじゃぶ状況はまだ続きますが、どこかで流動性を回収しなければならないときがきます。実はそのときこそ正念場です。
(吉田ハンチング@dcp)