韓国尹大統領のMIT発言。要は「米国に技術をくれ」

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米韓首脳会談など、ワシントンD.C.での日程を終えた韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領はボストンに移動。ボストン近郊には、あの『マサチューセッツ工科大学』(MIT)があります。

2023年04月、MITの先生方との会談を行いました。

第20代大統領室が「創造的で革新的な科学技術協力……米韓同盟の新しい未来領域」というプレスリリースを出して、このときの尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の発言を掲載しています。

以下が全文です。面倒くさい方は、強調文字などの部分だけご注目ください。


MITデジタルバイオ碩学との対談全発言

ありがとうございます。

レスター副学長様、チャンドラカサン学長様、ご病気の奥様の検診の日程を延期してこの場に参加してくださったランガー教授、コリンズ教授、カタビ教授、トラバーソ教授、スターツ所長、チョン・グァンフン教授、そして韓国から来られたキム・ヨンテ病院長とユン・ソンイMIT理事会理事もこのようにお会いできてうれしいです。

私は今回、米韓同盟70周年を同盟国の国民と一緒に祝い、また、過去70年の歴史を振り返り、また、私たちの同盟の未来をどのように設計するか議論するためにワシントンに来ました。

しかし、私がワシントンの日程を終えてすぐにここボストンに来たのは、別の意味があります。

私たちの同盟は、防衛、安全保障にとどまらず、このような創造的で革新的な科学技術の協力が私たちの同盟にとって新しい未来の領域だと私は考えているからです。

中世の封建経済体制が資本主義経済体制に移行していくという話があります。ドイツでは「都市の空気は自由を与える」と言いましたが、本当にボストンの空気は私たちに自由を与えているように思います。

アメリカ大陸ではまさに自由の殿堂とも言えるボストンですが、創造と革新の先端科学技術の先進地となったのは偶然ではありません。まさにその自由の中心だからだと私は思います。

私が5年前にボストンに来た時、冬に来たのですが、とても寒かったです。

それで韓国に帰ってボストンに留学していた友人たちに「君たちはここで一体どうやって勉強したのか、あんなに寒いのに」と言ったら、寒いから酸素が豊富で頭も冴えて、また朝遅くまで眠れないので勉強するには最適だと言われました。

今日も私が来てみると、朝出てみると、ワシントンより寒かったです。 本当に研究するのに最適な都市ではないかと思います。

皆さんにこうしてお会いすると、多国間サミットを行っているようです。

皆さんは研究しているその分野における世界最高の首脳陣であり、私たち韓国が米国やボストンとこのような先端科学技術、バイオサイエンスやAI、このようなデジタル分野でどのようなことを学び、ベンチマークし、協力し、新しいシナジーを生み出すことができるのか、政治家である私が来て目で見るのと、ただ参謀たちに説明を聞くのとでは、大きな違いがあると思います。

すでにお邪魔して先端顕微鏡を見たり、超低温でタンパク質を凍らせて分析するコンピュータの画面を拝見したりして、多くの洞察を得ました。

今日の皆さんのご意見を聞いて、私たち米韓同盟が先端科学分野でどのように協力し、同盟を発展させることができるのか、非常に有益な機会になることを願っています。

皆さん、本当にありがとうございました。ありがとうございました。

⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト「”창의적이고 혁신적인 과학기술 협력…한미동맹의 새로운 미래 영역”」

「米韓同盟が先端科学分野でどのように協力し、同盟を発展させることができるのか」について協力を求めたのですが、発言の中に「ベンチマーク」という言葉が入っています。

韓国における「ベンチマーク」は、「よそをまねして」「よその技術を使って」と同義ですから、シナジーを生み出すなどという話ではなく、ほとんど「技術をくれ」という発言です。

「韓国営業マン第1号」と自称するだけあって、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は営業にも励んでいらっしゃいます。

(吉田ハンチング@dcp)

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