「K-ビューティー」も急落!対中国輸出が26%減少

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韓国はこれまで「大もうけ」してきた対中国貿易が行き詰まっています。日本のまねをして輸出立国の道を邁進してきたのですが、かつてのように技術を移転、あるいは剽窃できないと突破できません。

日本からの技術剽窃が難しくなっていること、中国が韓国の技術力に追いついたことが主な理由ですが、対中国で輸出が減少していることは韓国経済にとって大きなマイナスです。

2022年、韓国の対中国貿易は中韓修好31周年目にして「赤字」に転落。

自動車、スマホなど、これまで中国に対して優位を誇ってきた輸出品目は現在見る影もありません。今回は「化粧品」を取り上げます。

中国に対する有力な輸出品目として「化粧品」を挙げてきました。「K-ビューティー」という言葉で誇ってきたのですが、それも陰りが見えたことが分かりました。

2023年07月10日、韓国の食品医薬品安全処が「2022年化粧品生産・輸入・輸出統計」を公表しましたが、対中国の輸出金額は「36億1,176万ドル」です。

韓国政府の統計システム「KOSIS」によれば、直近5年間(2017~2021年)の化粧品の輸出金額推移は以下のようになっています。

2017年:19億3,228万ドル
2018年:26億5,616万ドル
2019年:30億15万ドル
2020年:38億714万ドル
2021年:48億8,170万ドル
2022年:36億1,176万ドル

⇒参照・引用元:『KOSIS』「化粧品輸出額上位10カ国の現況」

2021年には「48億8,170万ドル」ありましたが、2022年には26.0%急落しました。

韓国メディア『ソウル経済』によると、この低迷は中国政府の無茶な指導があるとのこと。

(前略)
中国をはじめとする国内化粧品輸出実績が不振なのは、コロナ拡散による景気低迷と共に、中国政府の化粧品規制と自国製品の好みの傾向がかみ合ったためだというのが業界の分析だ。

(中略)

また、中国政府に化粧品の製造方法や原料配合などの営業機密を公開すると共に、原料に対する安全性の立証まで求められており、企業が感じる負担感はさらに大きくなっている。

출처 : https://www.sedaily.com/NewsView/29S2TNKF5E
(後略)

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「수출 급감 속 내년엔 안전성도 입증해야…K뷰티 설자리 좁아진다」

中国政府から「製造方法や原料配合などの営業機密を公開すること」まで求められているというのです。これでは韓国企業もやる気がなくなるでしょう。

中国市場は諦めてよその市場に活路を見出すのがいいのではないでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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