07月時点で国税収入が対前年比で約40.7兆ウォンとなり、政府負債もすでに予測を上回る「1,097.8兆ウォン」※まできている韓国政府。
※2023年の政府負債残高は「1,095兆5,000億ウォン」の予算だったので、07月時点ですでにオーバーしています。
税収不足でひどいことになるぞ――なのですが、企画財政部が再推計を行った結果、このままいくと2023年度は「59兆1,000億ウォン」程度の税収欠損が出ることが分かりました。
約60兆ウォンの収入不足になるのです。
↑企画財政部発行の『月刊財政動向09月号』より。上のマーカーが2023年度の政府予算「収入」、下のマーカーが「支出」。
Money1でもしつこくご紹介してきましたが、韓国の2023年度予算では支出は638.7兆ウォン。
収入は625.7兆ウォンで、そのうち国税収入の見通しは400.5兆ウォンでしたので、ここから「59.1兆ウォン」ショートすると、341.4兆ウォンとなります。
もう何度だっていいますが、そもそも文在寅前政権がコロナ禍をいいことに、予算の支出を膨らませたのが原因です。
韓国政府には600兆ウォン規模の支出を支える収入はありません。朴槿恵(パク・クネ)政権時の予算規模に戻すべきなのです。
(吉田ハンチング@dcp)