最近、中国政府の公表資料では「ほんとぉ?」と思わされるものが増えてきました。
↑『ソウルADEX』について報じるYouTube『YTN』チャンネル動画
韓国に目を転じると……韓国メディア『月刊朝鮮』に「ほんとぉ?」という記事が出たのでご紹介します。以下に記事の一部を引用します。
『ソウルADEX』(ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会)が6日間の日程を終え、22日に無事終了した。
1996年に『ソウルエアショー』としてスタートした『ソウルADEX』は、2009年から地上防衛分野も加わり、国内最大の航空宇宙および防衛分野の貿易展示会として発展した。
大会は奇数年の10月に開催されるが、今年は過去最大規模である34カ国550社が参加した。
10年前に比べて2倍以上成長した『ソウルADEX』は、世界で最も急速に発展している防衛産業展示会と評価されている。
フランスの『パリ航空ショー』、イギリスの『ファーンボロー国際航空ショー』と並んで世界3大エアショーになるという話が出るのもこのためだ。
今年のイベント日程の中で最も意味のあるものの一つが、国産戦闘機「KF-21 ポラメ」の実物展示と試験飛行だ。
KF-21は現在、試作機6機が製作され、来年前半の大規模量産を控えている。
『韓国航空大学』のチャン・ジョンジョン教授はKF-21の競争力について、
「KF-21はT-50ゴールデンイーグル訓練機より国産化率が高く、2基のエンジンを搭載し、高い加速力と機動性を保有していることを競争力に挙げることができる」とし、
「4.5世代戦闘機であり、第5世代ステルス戦闘機であるF-35に比べてステルス機能は劣るが、埋め込み型内部武装庫を備えた第5世代戦闘機にアップグレードできるようスペースを確保しているのが特徴」
「2基のエンジンを搭載したKF-21がステルス戦闘機に改良されれば、F-35以上の戦闘機に生まれ変わることが期待される」と強調した。
(後略)
まず、ソウルで行われる『ADEX』が世界三大エアショーに数えられるというと……ドイツやシンガポールなど有力な航空ショーは他にもありますし、けっこう難しいのではないでしょうか。
↑『ソウルADEX』の1シーン。KF-21の前で演説する尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領。
KF-21は4.5世代の戦闘機ですが、ステルス戦闘機に改装すればF-35以上になる(かも)としています。
まさに「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな……」で、まあ……できるといいですね。『韓国航空大学』の先生でいらっしゃるので、何か専門家なりの勝算があるのかもしれません。
↑開幕式を終えた後、KF-21について視察、質問をする尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領
(吉田ハンチング@dcp)