韓国の政府負債の話など聞き飽きたかもしれませんが、文在寅政権時に異常な速度で積んだ負債が効いています。
2023年10月12日に企画財政部が公表したデータによると、節目を迎えました。
とうとう政府の債務が1,100兆ウォンを超えたのです。文在寅政権下で「このままだと1,000兆ウォンを超えるぞ」などと評されていたのが、遠い昔のようです。
以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「月刊財政動向10月号」
韓国の中央政府債務は、2023年08月、前月比で「12.1兆ウォン」増加し、ついに「1,110.0兆ウォン」に達しました。
ご注目いただきたいのは、2023年度の予算が「1,101.7兆ウォン」であることです。08月時点ですでに予算を上回って債務を積み上げたのです。
この債務はさらに膨らむことは確実です。なぜなら、税収がショートして資金を調達しなければならないからです。
しかも、これは中央政府だけの債務です。地方政府の債務は入っていません。地方政府の債務は年1回算出で、合算されて公表されるのは年1回です。
韓国政府の財務状況はさらに悪くなっています。家計負債が再び増加に転じたことが注目されていますが、韓国は政府・企業・家計、3部門が全部悪化していることを見逃してはいけません。
(吉田ハンチング@dcp)