いや、これは明らかに狙ってるでしょ――という話です。
韓国製作のNetflixドラマ『キラー・パラドックス』(ハングル題:살인자이응난감/A Killer Paradox)※に李在明(イ・ジェミョン)さんソックリな人物が登場して物議を醸しています。
※02月09日から公開。
↑YouTube『Netflix Korea』公式チャンネル「キラー・パラドックス:公式予告」
↑韓国最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首。
上掲のとおり、誰がどう見ても李在明(イ・ジェミョン)さんでしょ――という見た目なのですが、「李在明(イ・ジェミョン)党首がモデルなんじゃないのか」という非難に対してNetflix側は「事実無根」と否定しています。
ドラマ第7話に登場する「형정국(ヒョン・ジョング)」という人物なのですが、建設会社の会長という設定です。これは李在明(イ・ジェミョン)さんに掛けられた不動産開発関連疑惑を想起させます。
また、この人は監獄でお寿司を食べるのですが、お寿司は、李在明(イ・ジェミョン)さんの奥さんが城南市の公的なクレジットカードを利用してお寿司などを決済していた――という件を思い起こさせます。
さらには、この人物の囚人番号です。「4421」となっているのですが、これは大庄洞開発に絡んで開発担当会社が「4421億ウォンの収益を上げた」といわれていることにちなむのではないか――と推測できます。
状況的には真っ黒ですし、とにかく見た目も李在明(イ・ジェミョン)さんソックリ。製作陣は狙ってこのような人物造形にしたのではないでしょうか。
日本ではあまり知られていないのですが、李在明(イ・ジェミョン)さんをモデルにしたんじゃないのか――という映画もあります。
『アシュラ』という作品ですが、汚職に手を染めながら、検察と鋭く対決する「市長」が登場します。
↑YouTube『CJEntertainmentJapan』チャンネル「映画『アシュラ』(2017/3/4公開) 邦題決定版ティザー予告編【公式】」
市内の再開発に絡んでお金を儲ける市長という点で、もう……なわけですが、この作品内の市長は自ら拳銃をぶっ放すなど無茶苦茶です。
もしご興味があれば、ぜひ見てみてください。
(吉田ハンチング@dcp)