韓国政府「100ドル超えるとマズイぞ」緊急会議。

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韓国は世界でもTopクラスの石油依存度が高い国です。

『韓国経済研究院』のリポートによれば2020年時点で韓国は世界一の石油依存国です。 GDP1万ドル当たりの石油消費量は5.7バレルで世界第1位。国民1人当たりの石油消費量は18.0バレルで世界第4位。

これは、とりも直さず「韓国は原油価格の高騰が直撃する経済」であることを示しています。

中東が混沌とした状況になってきましたんので、韓国メディアは「原油価格が上昇し経済の低迷に拍車を掛けるのではないか」と恐れる記事を出すようになっています。以下は「Brent原油」のチャートですが――。

――上昇しています。2024年04月12日には「90.21ドル/バレル」までいきました。これが「100ドルを超えるんじゃあるまいな」と怖気を振るっているのです。

これは韓国政府も同じです。

2024年04月14日、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は「中東事態による緊急経済・安保会議」を主宰。

(前略)
出席者らは、中東の地政学的不安定による世界経済の不確実性が高まっていると評価し、国際原油価格と為替レートの動きによる波及効果を注視しながら、現状がサプライチェーンや物価など韓国経済に与える影響に鋭敏に対応していくことにしました。

⇒参照・引用元:『韓国 第22代大統領室』公式サイト「中東事態による緊急経済・安保会議開催」

ウォン安が進行しているので、原油価格が急騰すると韓国の貿易は甚大な被害を受けます。

ちなみにアメリカ合衆国『CNBC』は、武力衝突がホルムズ海峡封鎖につながれば、原油価格がバレル当たり120~130ドルまで高騰するかもしれない――と報じています。

なにせ貿易収支1本で食べている国なので、せっかく半導体の業績が戻ってきたというのに、ここで貿易収支がまた赤転したら、本当に真っ暗になってしまいます。

どうなるのか――にご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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