在留外国人が増加しています。日本の『出入国在留管理庁』によれば2012年末~2023年末の在留外国人の推移は以下のようになります。
↑2023年末時点で日本の在留外国人は「341万992人」です。データ出典は『出入国在留管理庁』の「2024年03月22日発表の報道資料」
10年前の2013年は在留外国人は「206.6万人」でした。2023年は「341.1万人」ですから、在留外国人は「約65.1%」増えました。1.65倍になったのです。
在留外国人の国別構成比は以下のようになっています。
在留外国人の国別人数Top5(2023年末時点)
第1位 中国……82万1,838人(24.1%)
第2位 ベトナム……56万5,026人(16.6%)
第3位 韓国……41万156人(12.0%)
第4位 フィリピン……32万2,046人(9.4%)
第5位 ブラジル……21万1,840人(6.2%)※( )内は全体に占める割合/データ出典は同上。
日本の在留外国人で最も多いのは中国人で全体の24.1%を占めています。在留外国人のほぼ4人に1人は中国人ということになります。
では、この最も在留人口が多いTop5のうち、2013~2023年でどのくらい増減があったのかを見てみましょう。
2013年末 ⇒ 2023年末在留外国人の国籍別増減
中国……+26.6%
ベトナム……+682.0%
韓国……-14.8%
フィリピン……+54.0%
ブラジル……+16.8%※データ出典は同上。
この10年間でベトナム人は682%も増加していますが、増加率で見ればフィリピン人の54.0%増加、中国人の26.6%増加が目立ちます。
韓国人は例外的に「-14.8%」と減少しています。
在留資格別に見ると以下のようになります。
在留外国人の在留資格別人数Top5(2023年末時点)
第1位 永住者……89万1,569人(26.1%)
第2位 技能実習……40万4,556人(11.9%)
第3位 技術・人文知識・国際業務……36万2,346人(10.6%)
第4位 留学……34万883人(10.0%)
第5位 家族滞在……26万6,020人(7.8%)※( )内は全体に占める割合/データ出典は同上。
中国人のタダ乗りを許すな!
中国人の日本移住が注目されており、中国本土でもこの件は話題になっています。
例えば『VOA』は「以下のように書いています。
(前略)
『万国津梁』の社長である鄭烜(ダニエル・チェン)は、『VOA』に対し、東京の不動産業者の多くは中国人の販売チームを採用しており、多くの中国人経営の不動産会社が日本在住の中国人や海外の中国人向けの業務に特化していると述べた。鄭烜は、港区、千代田区、中央区、新宿区、渋谷区が投資家にとって最も関心を引く地域であると指摘している。
「若い中国人の富豪の中には、過去数年間で資本市場や暗号通貨市場を通じて急速に利益を上げた人々もおり、彼らは満足のいく物件を見つけるとすぐに購入する傾向がある」
鄭烜はまた、日本の不動産が海外資金を引きつける理由として、
為替レートの要因に加え、日本の政治環境の安定、優れた医療と社会保険、そして不動産所有権
が挙げられるとし、これらが中国の中上流階級を引きつけていると述べました。
(後略)
「政治環境の安定、優れた医療と社会保険」は日本人が税金を支払って築いたものです。これにタダ乗りしようという中国人が大量に移住しようとしています。
日本人は、中国人による「社会システムのタダ乗り」を断じて許してはなりません。
政治環境の安定、優れた医療と社会保険が欲しければ、国民が自分の国でそれを達成できるように努力しろ――という話です。
(吉田ハンチング@dcp)