技術力で中国の追いつかれた韓国製品は、中国本土、東南アジアで競争力を喪失しています。技術がイコールになると価格競争では中国企業に絶対に勝てないからです。
それを象徴するような結果が出ました。
2024年第2四半期、ベトナムのスマホ市場で、韓国『サムスン電子』のシェアが1位から転落しました。
2024年第2四半期 スマホシェア(於:ベトナム)
第1位 『OPPO(オポ)』……27%
第2位 『サムスン電子』……21%
第3位 『Xiaomi(シャオミ)』……20%
第4位 『Apple(アップル)』……16%
第5位 『VIVO(ビボ)』……6%※データ出典:IT専門コンサルティング会社『Canalys(カナリス)』「東南アジアのスマートフォン出荷は前年比14%増、世界成長を上回る 」
『oppo』『Xiaomi』『VIVO』の3社合計で「53%」になりますので、ベトナムのスマホ市場のシェアの過半以上はすでに中国企業が握っていることになります。
ちなみに、 2023年第4四半期には、『サムスン電子』のベトナム市場におけるシェアは「31%」ありました。
6カ月で10%もシェアを消失したことになります。『サムスン電子』はシェアをどこまで保てるでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)