ね、「ラーメンと海苔とK-POP」になってきたでしょ――という話です。
ボンクラなので更迭された前産業通商資源部部長(長官)の推しどおりになってきたのです。
韓国政府「これが次世代の有望な輸出品目30種だ!」ラーメンと海苔とK-Pop
緊急会議ばっかり開いている韓国の企画財政部ですが、洒落にならないくらい輸出が減少し、経済が危ないので「とにかく輸出を増やそう」が合言葉です。これは、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領も同じで、先にご紹介したとおり、「政府機関全てが産業通商資源部...
農林畜産食品部が公表したデータによると、2024年08月末時点で、農食品輸出額(01~08月累計)が64億8,000万ドルとなりました。対前年同期比+8.7%達成です。
半導体しか好調でなくなってきた韓国の輸出品目の中で、これはなかなかの健闘といえます。
しかも12カ月連続の上昇で、ラーメン、菓子類、飲料、コーヒー調製品、米加工食品などが堅調。中でも特筆すべきは、やっぱり「ラーメン」。
01~08月累計で約8億ドル(対前年同期比:+31.7%)で、08月単月だけでも「1億70万ドル」となりました。
これは誇ってもいい結果でしょう。
2024年01~08月累計 輸出額
菓子:4億9,420万ドル(+15.4%)
飲料:4億4,880万ドル(+13.6%)
コーヒー調合製品:2億2,210万ドル(+3.4%)
米加工食品:1億8,970万ドル(+41.7%)※( )内は対前年同期比の増減
米加工品が「41.7%」も急増していますが、主力商品は「冷凍のり巻き」などなので、まあ日帝起源です。残念でした。
市場別に見ると、伸びているのはアメリカ合衆国と欧州です。
2024年01~08月累計 輸出額
アメリカ合衆国:10億2,280万ドル(+22.8%)
欧州:5,860万ドル(+30.5%)
――というわけで、韓国は「ラーメンと海苔とK-POP」なのです。
(吉田ハンチング@dcp)