小ネタかもしれませんが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が就任してから韓国の宇宙開発関連事業での動きが活発になっているのでご紹介します。
まず、韓国初の月探査船「タヌリ号」が2022年08月02日午後07時37分(現地時間)、アメリカ合衆国フロリダ州ケープカナベラルから打ち上げられます。使用するロケットは『スペースX』のファルコン9です。
この韓国初の月探査船がうまくいくのか楽しみですが、2022年05月25日、『韓国航空宇宙産業』(KAI)のハン・チャンホン未来事業部門長は、「コリアフォーラム2022」において非常に興味深い言及を行いました。
本件を報じた韓国メディア『韓国経済』の記事から一部を以下に引用します。
(前略)
「韓国初の国産戦闘機であるKF-21で衛星を空中発射する技術を開発します。十分に可能です」(中略)
「超音速上昇軌道でロケット(発射体)を宇宙に上げれば、重力と抗力(物体の運動を妨げる力)に対応するエネルギーが最小化され、地上で発射するよりコストを5分の1以下に減らすことができる」と説明した。
『KAI』は最後に開発中のKF-21のエンジン試験場面が初めて公開された。
KF-21のパイロン(戦闘機下部構造物)に装着するロケットは、『KAIST』のスタートアップ『フェリーエアロスペース』が開発する。
⇒参照・引用元:『韓国経済』「韓国型戦闘機で衛星を発射する」
理屈はそうなのかもしれませんが、問題は、その韓国産の戦闘機KF-21ポラメがまだ一度も空を飛んだことがないという点です。
「飛んでから言えー!」
という突っ込みが世界中から殺到しそうな話です。
(吉田ハンチング@dcp)