2026年09月22日、外遊に出かけている李在明(イ・ジェミョン)さんは国連総会で演説を行ったのですが、その内容が問題です。

まず大統領府・国家安保室長の魏聖洛(ウィ・ソンナク)さんが説明した、「外遊の成果」とやらを見てみましょう。
無理やりねじ込んで開催した米韓首脳会談の部分を特にご注目ください。何を誇りたいのかが分かります。

国連総会ハイレベル会合出席の結果に関する魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長のブリーフィング
2026年09月23日李在明(イ・ジェミョン)大統領は、国連総会ハイレベル会合への出席のため、09月21日から2泊3日の日程でニューヨークを訪問中です。
本日の主な日程と成果について申し上げます。
午前最初の日程として、アルバニージー豪首相と首脳会談を行いました。
続いて第81回国連総会の一般討論で基調演説を行い、その後、グテーレス国連事務総長と面談しました。
夕方にはトランプ大統領と別途首脳会談を行い、トランプ大統領夫妻が主催したレセプションに出席し、主要国の首脳とも幅広く交流しました。
本日の日程には、大きく三つの側面で意義がありました。
第一に、グローバルな責任ある強国として、大韓民国の地位を確固たるものにしました。
世界最大の多国間外交の舞台である国連総会に2年連続で首脳が出席し、韓国政府の政策とビジョンを知らせること自体、大きな意義があると言えます。
李大統領は国連総会の基調演説を通じ、韓国がAI、気候変動、エネルギー安全保障など、人類共通の課題に対する解決策を見いだすため、建設的に貢献していくことを明らかにしました。
また、国連と多国間協力が実感できる成果を生み出せるよう、国連の改革と建設的貢献国の連帯を強調しました。
第二に、韓国政府の朝鮮半島平和共存政策に対する国連と国際社会の理解を高め、支持基盤を強化しました。
まず李大統領は基調演説で、35年前の南北の国連同時加盟が平和共存の基盤を築いた重要な契機だったことを想起し、今年08月の光復節祝辞で提示した「朝鮮半島平和共存3大青写真」を国際社会と共有しました。
これとともに、米朝対話が再開され、朝鮮半島における戦争終結と平和体制への移行に向けた当事者間の対話が発展するよう足場を築く一方、北朝鮮の核能力の高度化を中断させ、縮小を経て、長期的には核のない朝鮮半島へと進むという目標を提示し、国連と国際社会の関心と支持を求めました。
グテーレス事務総長との面談の機会にも、朝鮮半島の平和共存に向けた韓国政府の真摯な努力を強調し、グテーレス事務総長は、韓国政府の努力が実を結ぶよう、国連が果たせる役割を引き続き模索すると述べました。
第三に、主要国首脳との面談、歓談など、さまざまな形で意思疎通を図り、実質的な国益の創出に寄与しました。
李大統領はトランプ大統領と午後7時20分から約30分間、韓米首脳会談を行いました。
米韓首脳会談で両首脳は、両国間の戦略投資事業に関する協議が大きな進展を遂げたことを歓迎しました。
また両首脳は、昨年11月に発表した米韓首脳会談の共同説明資料を基に、原子力潜水艦用燃料、ウラン濃縮・使用済み核燃料の再処理、造船協力、戦時作戦統制権の移管などの分野でも、米韓間の協力を一層深化させようという共通の意思を確認し、後続協議を進めていくことにしました。
また、トランプ大統領は北朝鮮との対話への意思を改めて確認し、米韓首脳は「ピースメーカー ― ペースメーカー」として対話の糸口を開き、朝鮮半島に持続可能な平和が定着するよう、緊密に意思疎通を図っていくことにしました。
李大統領は、明日に予定されている米中首脳会談が韓中関係を含め、域内情勢にとって重要だと言及し、会談の成功を祈念しました。
李大統領はアンソニー・アルバニージー豪首相と、昨年のG7およびAPEC首脳会議を機に行った二国間会談に続く3回目の会談を行い、エネルギー・サプライチェーン、防衛産業協力など共通の関心事項と国際情勢について協議しました。
両首脳は、世界的なエネルギー危機に共に対応していく過程で、両国がLNG、石油製品など主要なエネルギー資源の供給を互いに依存している中核的なパートナーであることを改めて確認し、重要鉱物、クリーンエネルギーなどの分野でも協力を深化させていくことにしました。
明日は、米国の金融・経済界の主要人物が出席する「大韓民国投資サミット2026」が予定されています。グローバル投資家に韓国経済の変化と成長戦略を説明し、韓国経済の新たな成長機会を共に模索する場になるものと期待されます。
2026年9月22日(現地時間)
青瓦台 国家安保室長
魏聖洛(ウィ・ソンラク)⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「유엔 총회 고위급 회기 참석 결과 관련 위성락 국가안보실장 브리핑」
魏聖洛(ウィ・ソンナク)さんが強調しているのは「朝鮮半島(北朝鮮問題)」の件と、「原子力潜水艦の建造」についてです。
李在明は蚊帳の外に置かれるのを恐れている
Money1でもご紹介してきたとおり、李在明(イ・ジェミョン)さんは「米超首脳会談」が実現し、韓国が蚊帳の外に置かれることを恐れています。
「(韓国が)朝鮮半島における戦争終結と平和体制への移行に向けた当事者間の対話が発展するよう足場を築く」などとわざわざ言及しているのは、ハミゴにされてたまるか――という意識の現れです。
北朝鮮の金ちゃんファミリー三代目の金正恩さんは、韓国を「敵国」としていますし、合衆国との対話に韓国に仲介してもらう必要などない――という姿勢です※。
※金正恩さんは、文在寅時代に「もうお前は仲介しようとするな」という主旨の発言をしています。
合衆国からしても韓国をもはや信用していません。
『The New York Times』が李在明(イ・ジェミョン)さんのインタビュー記事を公開しています。
これがまた大問題の内容で、「北朝鮮への制裁を緩和して、核兵器開発をストップさせよう」などと述べています。

↑『The New York Times』:李在明(イ・ジェミョン)さんにインタビューした記事。タイトルは「Urging Pivot on North Korea, South’s Leader Calls for Easing Sanctions(北朝鮮政策の転換を促し、韓国大統領が制裁緩和を要求)」です。
「現在の状況で非核化を目標にするなら、何も成し遂げることはできないだろう」と述べています。クリントン政権時に北朝鮮に譲歩して、核兵器開発が進行したのをもう忘れたのでしょうか。
李在明(イ・ジェミョン)さんのやってることは、文在寅の時と同じで、左派・進歩系のアンポンタン脳で「できもしないこと」を主導しようとしています。
韓国の大統領にあるまじき発言だ
韓国メディア『朝鮮日報』が李在明(イ・ジェミョン)さんの発言を猛烈に批判する社説を出しています。同記事から一部を引くとこのような具合です。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は22日に公開された外国メディアとのインタビューで、「ほとんど効果もない対北朝鮮制裁と、追加の核兵器およびICBM(大陸間弾道ミサイル)開発の中止を交換することには、相当な価値がある」と述べた。
「今、非核化を目標にすれば何も成し遂げることはできない」「北朝鮮には核廃棄ではなく凍結を要求すべきだ」とも述べた。
一方、日米韓の外相は「北朝鮮の完全な非核化を再確認する」とする共同声明を発表した。
李大統領の言う通り、北朝鮮の核廃棄を一度の取引で実現することはできない。
制裁によって核開発を完全に阻止することが難しいのも事実だ。
しかし、金正恩が2018年、非核化をするとして米朝、南北対話に出てきたのは、制裁による苦痛があったからだ。
当時、国連安全保障理事会は、北朝鮮の輸出品の1~3位に当たる石炭・繊維・水産物の取引をすべて遮断した。
北朝鮮は金融制裁について「血が乾く」と述べた。核を保有したまま制裁を解除すれば、北朝鮮は核保有国になる。それは金一族の宿願だ。
(中略)
文在寅前大統領も2018年、フランス大統領に「制裁緩和を通じた非核化の促進」を要請したが、拒否された。
当時、マクロン大統領は「実質的な非核化措置を取るまで制裁を続けなければならない」と述べた。これが国際社会の共通認識であり、常識だ。
中国・ロシアなどが合衆国をけん制するために対北朝鮮制裁の緩和を要求したとしても、韓国大統領であれば反対するのが当然だ。
北朝鮮が凍結の約束を破った時、制裁までなくなっていれば、何をもって対応するのか。
北朝鮮の核開発が暴走する中で「制裁緩和」を主張することは、少なくとも韓国大統領がするべきことではない。
結びの文――「北朝鮮の核開発が暴走する中で『制裁緩和』を主張することは、少なくとも韓国大統領がするべきことではない」――がすべてです。
韓国では「国際社会の常識に反する考えを持つ人間」が大統領をやっているのです。
(吉田ハンチング@dcp)





