ICBM問題で北朝鮮がアメリカを揺さぶっており、トランプ師匠が国連の安全保障理事会に見切りをつけた様子が伝わっています。CIAのトップであるマイク・ポンペオ氏が「レジューム・チェンジ」(要は対話路線はヤメ!)に言及しています。また、北朝鮮への武力行使についてアメリカでアンケートを取ったところ51%(共和党員では70%超え)の人が賛成との結果が出ています。
その一方で……南朝鮮ですが、文在寅大統領が公約としていた「徳政令」で動きがありました。07月31日、南朝鮮の金融委員会が「8月末までに金融公共機関が保有している償却可能な債券21兆7,000億ウォン分を償却すること」を発表しました。
債権等の5兆6,000億ウォン(73万1,000人分)、金融公共機関が保有している債権16兆1,000億ウォン(50万人分)、合わせて約22兆7,000億ウォン分が棒引きとなるそうです。加えて、民間金融機関でも約4兆ウォン(91万2,000人分)を年末までに償却、つまりは棒引きとのこと。合わせると約26兆7,000億ウォンですから、約2.7兆円です!
これらの債権が国家、つまりは政府の管理下におかれるわけですが、回収不可能だからこそ棒引きにするわけで、その金額分政府の予算からお金がなくなるのです。韓国の国家予算はざっくり400兆ウォンですから、日本円で約40兆円。国家予算の6.8%が借金の棒引きのために使われる! なんと豪儀な話でしょうか! これでモラルハザードが起こらないとすれば、南朝鮮の国民はものすごく民度が高いといえるでしょう。
「どうせ棒引きになるんなら、また借りよう! そして返さない!」となるに決まってるじゃん!
(柏ケミカル@dcp)