韓国では株ブームで個人投資家が急増。金利が史上最低になったことも後押しして株式市場に巨額が投入されています。定期預金も解約して株式に突っ込むという状態でそれを証明する数字が出ています。
定期預金残高
2020年10月末:640兆7,257億ウォン
2021年01月14日:630兆9,858億ウォン
2020年10月末:640兆7,257億ウォン
2021年01月14日:630兆9,858億ウォン
※『国民銀行』『新韓銀行』『ハナ銀行』『ウリィ銀行』『農協銀行』の合計
なんと2カ月半で定期預金が「9兆7,399億ウォン」(約9,163億円)も減少したのです。
また、株式市場の待機資金は01月14日現在で「67兆8,236億ウォン」(約6兆3,806億円)にも達しており、これは前年同期比「142.4%」の数字です。
先にご紹介しましたが、2021年01月11~15日の1週間で個人投資家はざっくり10兆ウォン(正確には9.8兆ウォン)もの資金を投入しています(それでもKOSPIは上がらなかったのですが)。
問題はここから先です。「誰もが株の話をし出すとおしまい」と言われるのですが……さてさらなる上昇は見られるでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)