韓国メディアに日本をそねむ記事が出ており、興味深いのでご紹介します。アメリカ合衆国の新バイデン政権の要人が日本とのファーストコンタクトを行っているのですが、常に韓国に先んじています。
韓国メディアはこれが気に入らないようです。記事のタイトルから奮っていて、
というのです。合衆国要人と日韓の電話会談の順序を見てみましょう。
ジョー・バイデン(Joseph Robinette Biden)次期大統領(当時)が菅義偉首相と電話会談
2020年11月12日午前9時から14分間
ジョー・バイデン(Joseph Robinette Biden)次期大統領(当時)が文在寅大統領と電話会談
※韓国メディアの報道では「菅首相は10分間で文在寅大統領は14分間で4分長かった!」と報道されたのですが、『日本国 外務省』公式サイトの報道資料によると10分間ではなく「約15分間」となっています。以下のURLで確認できます。
⇒参照・引用元:『日本国 外務省』公式サイト「菅総理大臣とバイデン次期米国大統領との電話会談」
2021年01月21日
ジェイク・サリバン(Jacob Jeremiah Sullivan)大統領補佐官(国家安全保障担当)が北村滋国家安全保障局長と電話協議
2021年01月23日
サリバン大統領補佐官が徐薫(ソ・フン)大統領府国家安保室長と電話会談
2021年01月24日約20分間
ロイド・オースティン(Lloyd James Austin III)国防長官が岸信夫防衛相と電話会談
2021年01月24日
オースティン国防長官が徐旭(ソ・ウク)国防相と電話会談
2021年01月27日午前8時過ぎから約30分間
アントニー・ジョン・ブリンケン(Antony John Blinken)国務長官が茂木敏充外務大臣と電話会談
オースティン国防長官が日韓どちらに先に電話会談を行ったのか正確な時間が不明なのですが、以下の岸防衛相のtweetが午前09時50分。
また、韓国メディア『毎日経済』に以下のような嘆きが出ているので岸防衛相の方が早かったのでしょう。
昨年11月にジョー・バイデン次期大統領、国家安全保障補佐官、国防長官に続き、国務長官まですべて日本に先手を奪われたわけだ。
(後略)
さらに面白いのは以下の部分です。
ただし、一部では、20日に発足した政府が最近、韓国より先に日本と通話したことを巡り、アジア地域での優先順位を韓国ではなく日本に置いていることが確認されたのではないかという分析がでている。
(後略)
というわけで韓国メディアが電話の先・後を巡って日本をそねんだ記事を出しています。分析も何も、合衆国にとっては、韓国よりも日本の方が価値が高いことのまさに証明ではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)