2021年09月02日、韓国の国防部は「2022~2026国防中期計画」を発表しました。
国防部は5年間で315.2兆ウォンを(約29.9兆円)費やすつもりです。以下の国防部の資料をご覧ください。
2022~2026年 国防予算(2022~2026国防中期計画)
2022年:55.5兆ウォン(約5.27兆円)
2023年:59.3兆ウォン(約5.63兆円)
2024年:63.4兆ウォン(約6.02兆円)
2025年:67.0兆ウォン(約6.37兆円)
2026年:70.0兆ウォン(約6.65兆円)5年間計:315.2兆ウォン(約29.9兆円)
⇒参照・引用元:『韓国 国防部』公式サイト
韓国の国防部は、2026年に「70.0兆ウォン」(約6兆6,500億円)の予算を要求しています。
日本の国防予算は、先日「2022年:5兆4,797億円を計上」と公表されました。この先どうなるか分かりませんが、
韓国:55.5兆ウォン(約5兆2,700億円)
日本:5兆4,797億円
がそのまま通れば、ほぼ横並びになり、2023年には日本の国防費を韓国が抜くことになると見られます。
また、この中期計画には以下のような装備調達が含まれています。
イージスシステムを搭載した6,000トン級次期駆逐艦(KDDX)
3,000トン級次期潜水艦(張保皐-Ⅲ配備)
韓国型戦闘機「KF-21ポラメ」の開発進行
無人偵察機(HUAV・MUAV)を活用して、24時間ビデオ監視情報などを収集
弾道弾早期警報レーダーの戦力化
既存のパトリオットを性能改良
国産対空ミサイルである天弓-Ⅱ、L-SAMなどを戦力化
韓国型アイアンドームの開発
こういう計画を軍事大国化とは批判されないのでしょうか。
ただし、この中期計画はあくまでも国防部の案であって実現できるかどうかは別問題です。このように国防予算が増え続けることを国家財政が許容し続けることができるかどうか分かりません。
実際、現在の文政権では、ばらまきを行うためにF-35Aの調達が先送りされたりしました。韓国の予算が国防部の希望を叶えられない可能性は十分あります。
(吉田ハンチング@dcp)