韓国大統領選挙「100日前」の優勢者が本選でも勝つ――というジンクス

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2021年11月29日になりました。韓国の次期大統領選挙の本投票・2022年03月09日のちょうど100日前です。

大統領の座を懸けた戦いは、政府与党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)候補、野党『国民の力』の尹錫悦(ユン・ソギョル)候補の事実上の一騎打ちとなっています。

過去の大統領選挙を紐解いてみると、100日前の時点で国民からの支持がリードしている候補が本選でも勝ってきた――と韓国メディアは報じています。第14~19代の大統領選挙6回のうち、5回でその結果になったと。唯一の例外は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領です。

これが正しいのであれば、現在支持率が上回っている尹錫悦(ユン・ソギョル)候補が本選でもほぼ勝利することになります。

問題は、韓国の場合調査機関が(一説によれば)800以上もあることで、どの結果を見ればいいのか分からないのです。主な調査の直近(11月第4週まで)を拾ってみると、

●韓国ギャロップ
尹錫悦(ユン・ソギョル):38.4%
李在明(イ・ジェミョン):37.1%

●リアルメーター
尹錫悦(ユン・ソギョル):44.1%
李在明(イ・ジェミョン):37.0%

●KSOI
尹錫悦(ユン・ソギョル):42.0%
李在明(イ・ジェミョン):39.8%

●NBS
尹錫悦(ユン・ソギョル):35.0%
李在明(イ・ジェミョン):32.0%

尹候補が李候補を上回っていますが、差は縮まっています。

11月19日にご紹介した『TBS』の調査結果では、尹候補と李候補の差は「13.2%」もありました。これが数パーセントほどになったのです。

李候補は形勢を逆転するためか発言も先鋭化しています。しかし、よほどのことでもない限り、尹候補を抜くのは難しいと見られます。そのために、政府与党は全力で尹さんを罪に落とそうと捜査しているのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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