車載用半導体の供給がいまだ十分に行われていないとして、韓国の自動車企業の販売実績が振るいません。
『現代自動車』『起亜自動車』『ルノーサムスン』『韓国GM』『双竜自動車』の01月の販売台数データがそろいましたので確認してみましょう。
以下になります。
『ルノーサムスン』だけはプラスになっていますが、これは『ルノーグループ』がワールドワイドで車載用半導体を入手してそれを韓国工場に振り分けたためとされています。グループが大きな分、スケールメリットで半導体供給の努力が功を奏したといえるのではないでしょうか。
この韓国完成自動車企業の01月の実績を合計すると以下のようになります。
韓国内での販売台数が「19.2%」も減少し10万台を割っています。海外での販売台数も約10%落ちています。
最もボリュームのある『現代自動車』が販売台数を落としているのが韓国にとっては痛い点です。『現代自動車』も販売台数の減少を半導体不足によるものとしているのですが、では半導体の供給が十分になったら販売台数は急上昇するのでしょうか?
韓国の自動車産業は弱体化を続けています。
(吉田ハンチング@dcp)