韓国通貨ウォンの安値進行が一服つく様相を見せていますが、これでウォン高方向に戻るのかというと……。
日足ではなく、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみます(チャートは『Investing.com』より引用)。
↑水色の平行線で上昇のチャネルラインを示します。ウォン安進行はダブルボトムの形成から三つの波で進行してきたと想定できます(2022年03月23日12:16現在)。
そもそもウォンが進行したのは2020年11月30日週から2021年01月11日週にかけて形成したダブルボトムを起点とします。
ここからウォン安進行が開始されて第1波、その後ダブルボトムを作って第2波、さらに第3波と進行してきました。
現在のところ第3波のチャネルラインから飛び出た「オーバーシュート分」の調整を行っているように見えます。週足で見る限り、まだウォン安進行の第3波のチャネルラインが割られたわけではありません。
ですので、ウォン安の進行がこれで止まるとは判断できません。あくまでも現在のところですが、まだチャネルが割れていませんので。
(吉田ハンチング@dcp)