2022年05月13日(金)の韓国株式市場が締まりました。15:30現在、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
長い陽線となり、KOSPIは「2,604」で締まりました。かろうじて2,600を回復し、7日続落を避けました。
投資家別売買動向は以下です。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2022年05月13日15:36現在のものです。
個人投資家はなんと「9,061億ウォン」も売り越しました。下げ基調の中、上げたので売りにいった人が多かったのでしょう。対する外国人投資家は「605億ウォン」の買い越し。一応買い越しですが金額は大きくありません。
これで2022年05月第2週目が締まりましたので、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみます。
前週は微妙でしたが、今週で完全にこれまでの支持線を割りました。ヨコヨコのレンジが15週ぶりに下にブレイクしました。
フィボナッチを使って見てみましょう。
コロナ禍の天底からの上昇をひとつの波と見ると、今週のローソク足はちょうど「38.2%戻し」のラインで止まったことが分かります。
もし、さらに下落が続くなら、次の支持線候補は「50戻し」で「2,386」近辺ということになります。チャートというのは本当に面白いものです。
さて、「38.2戻し」で止まるのか、それとも新たな下落トレンドで「50戻し」までいくのか。来週もお楽しみに。
追記
2022年05月16日(月)の韓国株式市場が開きましたので、KOSPIチャートの初動状況を以下の記事にまとめました。本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
「韓国株式市場」05月16日(月)初動・KOSPI「2,615」ギャップアップも陰線!
2022年05月16日(月)の韓国株式市場が開きました。10:00現在、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。ギャップアップして始まりましたが現在のところ陰線...
(柏ケミカル@dcp)