韓国は詐欺事件の多い国だといわれます。
韓国メディア『朝鮮日報』に興味深い記事が出ましたのでご紹介します。
『国民の力』の議員が金融監督院から提供受けた資料によると、2017年から2021年までの保険詐欺で45万1,707人が摘発され、その被害総額は「4兆2513億ウォン」に達した、というのです。
「保険金詐欺事件での摘発額」の推移を2017~2021年で見ると以下のようになります。
※金融監督院提供データ
2017年は「7,302億ウォン」だったのですが、2021年には「9,434億ウォン」まで増加しました。
2022年にはついに「1兆ウォン」に達するのではないか、という観測が出ています。
ひどいのは詐欺案件でお金がどのくらい返ってくるのかの実績データです。
損害保険会社によると返還率は15.2%に過ぎませんでした。また、生命保険会社でも17%にとどまります。つまり、韓国の保険金詐欺ではほぼ8割のお金は返ってこないということです。
いい記録ではありませんが、2022年に保険金詐欺が1兆ウォンに達するかどうかにご注目ください。
⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「해마다 느는 보험사기 적발액…올해 1조원 넘길까」
(吉田ハンチング@dcp)