とうとう来るべきものが来た――というところでしょうか。
韓国の政界に激震です(ただし予定されていた震動です)。
2022年08月28日に『共に民主党』代表となった李在明(イ・ジェミョン)国会議員に検察から召喚状が出されたことが分かりました。
2022年09月06日に出頭要請です。
召喚状は2022年09月01日に出され、奇しくもこの日は定期国会初日でした。
野党に転落した『共に民主党』の議員は怒り心頭で、「政治的意図がある」「政治報復だ」「大統領府の指示ではないのか」といった声が上がっています。
2022年09月02日、出勤途上で記者からの質問に答えた尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、「刑事事件については私もメディア報道を通じて知るような状態。新聞をよく読んでいる時間もない」と述べ、検察の動きについては関知していないとしました。
記者から、李在明(イ・ジェミョン)国会議員が召喚状を受け取った件についての立場を問われると、「大統領としては経済と民生が優先」と答えました。
経済のあちこちに火がついているのは事実ですので、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の答えは模範的といえるでしょう。実際、李在明(イ・ジェミョン)のことなんか考えているヒマもないというのが本当のところではないでしょうか。
一方、召喚状を受けた李在明(イ・ジェミョン)国会議員の方ですが、側近から「議員様出頭要求書がただ今参りました。戦争です」という通知を受けたことが伝えられています。
しかし、李在明(イ・ジェミョン)さんの疑惑案件は、大統領選挙以前からくすぶっていた問題で、これがどのように決着するかは韓国民注視の的です。
これからの展開が期待されます。
(吉田ハンチング@dcp)