韓国「追い詰められる李在明」検察は口座を本格調査

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国会の過半数を抑える韓国最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首に、検察の手が全周囲で伸びています。

本命と見られる京畿道城南市の大庄洞(テジャンドン)事業については、南旭(ナム・ウク)弁護士が分前の分配について、「李在明(イ・ジェミョン)城南市長側の持ち分があると聞いた」と法廷で証言し、これが衝撃を与えています。

「李在明代表サイドに資金が流れた」と法定証言

この南旭(ナム・ウク)さんは、この事業に絡む「天火同人4号」のオーナー。当時市長だった李在明(イ・ジェミョン)さんサイドにお金が流れたと法定で明言したのです。

韓国メディアの報道によると「2015年01月から『天火同人1号』は李在明(イ・ジェミョン)城南市長側の持ち分だと金万培(キム・マンベ)氏(火天大有大株主)から聞いた」と述べたとのこと

この証言が報じられると、李在明(イ・ジェミョン)さんを党首にいただく『共に民主党』から「荒唐無稽なシナリオだ」と反発の声が上がりました。

南旭(ナム・ウク)弁護士は、(李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領候補であり政治資金を提供したことになるので)今まで怖くて言えなかったとし、反発に対しては「違うと言うのならなぜ偽証罪で告訴しないのか」と反論しています。

この反論について『共に民主党』議員は何もアクションを起こしていません。

「藪をつついて蛇」となることを恐れていると思われます。

また、Money1でもご紹介したことがある「公的カードの私的流用」についても検察の捜査は進んでいます。

「1~2億ウォンが入金された」と証言

2022年11月24日の『NEWSIS』の記事から一部を以下に引用します。

24日、法曹界によると、ソウル中央地検反腐敗捜査3部(部長検査カン・ベクシン)は最近、裁判所から李在明(イ・ジェミョン)代表と家族などの口座追跡のための令状を発行されたと伝えられた。

口座追跡は、李在明(イ・ジェミョン)代表と周辺人の間の資金の流れなどを調査するための措置だ。

捜査チームは前日にはキム氏の法人カード疑惑を提起した公益申告者A氏を呼んで調査した。

A氏は、検察調査で昨年06月、李在明(イ・ジェミョン)代表の側近として知られる元京畿道庁5級公務員のペ・モ氏が李在明(イ・ジェミョン)代表自宅で現金が入った紙袋を持ち上げる場面を見たと述べた。

ペ氏はこのお金を李在明(イ・ジェミョン)代表の通帳に入金し、自分に「1~2億ウォンぐらいになる」と話した、とも述べた。

検察は、このお金がいわゆる「大庄洞グループ」から出てきた可能性を調べるという。
(後略)

⇒参照・引用元:『NEWSIS』「檢, 이재명 ‘자택 현금 의혹’ 계좌추적…李 “재산신고 한 돈”」

上掲のとおり、「私的流用疑惑」の方でも「大庄洞(テジャンドン)事業」についてをたぐる糸をつかんだようで、検察は具体的に李在明(イ・ジェミョン)さん、また周辺関係者のお金の流れを追っています。

かつてギャングスターだったアル・カポネを逮捕するきっかけとなったのは脱税でした。お金の流れを追って不正な点を見つけるのは「闇の紳士」をアゲるための常套手段です。

いよいよ本命案件の方で、李在明(イ・ジェミョン)さんを逮捕・起訴するための証拠固めが進んでいます。

しかし、この人は恐らく国会議員をやめないでしょう。ただの人になったらそれこそ「おしまい」だからです。検察の動きにご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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