短信です。誠に申し訳ありません。
本日、2023年02月27日、韓国の国会で最大野党『共に民主党』の党首、李在明(イ・ジェミョン)国会議員の逮捕同意案が国会で票決されます。
可決の条件は、過半数の国会議員が出席し、そのうちの過半数が賛成することです。
韓国の国会の定数は300(欠員1名で現況299)で、『共に民主党』の議員が169人ですから、同党議員が一致団結して反対すれば否決されてしまいます。
※韓国検察は否決されても起訴することを表明しています。逮捕拘束されなかった場合、李在明(イ・ジェミョン)国会議員は毎週1回検察に出頭することになるだろうと予測されています。
政府与党『国民の力』としては、『共に民主党』から造反議員が出ることを期待するしかありません。党首が危うくなっている『共に民主党』は、一応「自主投票」ということにはなっています。
2023年02月26日、『国民の力』のパク・ジョンハ首席報道官は「『共に民主党』議員は良心に基づいて投票しなければならない」と発言し、「党論のない“自主投票”と言ってはいるが、票の取り締まりに躍起になっている姿が見苦しい」と圧力をかけています。
一方の危機に陥っている『共に民主党』では、チャン・ドンヒョク院内報道官が「明日は李在明(イ・ジェミョン)代表個人ではなく、『共に民主党』の運命がかかった日だ」「『共に民主党』の手で『共に民主党』を歴史の中に埋めてしまうような大きな過ちは犯してはならない」と述べました。
『共に民主党』所属議員に発破をかけています。
また、チャン院内報道官は「逮捕同意案が否決されたら、歴史は誰が屈服したのか、そして誰が不義に目をつぶったのかをはっきりと記録するだろう」とも述べました。
『共に民主党』の文在寅政権は、経済が傾く素地をしっかり造成し、エネルギー政策はでたらめで、雇用を減らし、韓国の(一応)主敵である北朝鮮の支援ばかりを行い、韓国を自由主義陣営国から遠ざけました。
まあロクでもないことしかしなかったわけですが、アンポンタンな文在寅前大統領を支えた『共に民主党』の党首が疑惑まみれというのは、そのような大統領を生んだ党にふさわしいといえます。
「逮捕同意案は否決される可能性の方が高い」と見られますが、造反議員が1人でも、2人でも出れば、その小さな穴から水が染み込み、堤防を崩すことができるかもしれません。
投票結果にご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)