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韓国的な。あまりにも韓国的な光景

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2023年03月31日、あまりにも韓国的な光景が見られました。

全斗煥(チョン・ドファン)大統領の孫であるチョン・ウウォンさんが、5.18の遺族に謝罪し、それを許されて遺族に抱擁されるということがありました。

「5.18」は、時の全斗煥(チョン・ドファン)軍事政権に対して光州市民が非難の声を上げ、大規模なデモを実施。政府側の鎮圧部隊と交戦となった事件です。1980年05月18日に勃発したので「5.18」、光州事件と呼ばれます。

市民に多大な被害者、また鎮圧側にも死者が出て、韓国民主化のための大きなターニングポイントとなった事件です。

例えば、韓国メディア『NEWSIS』は本件について以下のように報道しています。

5.18遺族と光州市民社会は、全斗煥が犯した残虐行為と罪の重さに遅ればせながら気付き、代わりに苦しんでいるチョン氏を抱擁した。

また、チョン氏の今回の行動が内乱目的殺人罪を犯した責任者の告白・謝罪につながることを期待した。

(中略)

チョン氏は31日午前10時、光州西区の5-18記念文化センターで記者会見を開き、「祖父の全斗煥(チョン・ドファン)氏は5.18で余りにも大きな罪を犯した罪人であり、虐殺者だ」と明らかにした。

また、「祖父が軍部独裁に立ち向かった光州市民を虐殺し、民主主義を後退させた。市民に大きな苦痛と痛みを与えた」とし、「改めて光州市民に申し訳ない」と述べた。

(中略)

チョン氏は5.18遺族に頭を下げ、一部と抱き合って号泣した。

(中略)

5.18団体と市民社会は、チョン氏が全斗煥一家の中で初めて被害者と遺族に謝罪したことを巡り「真正性を感じた」と評価した。
(後略)

⇒参照・引用元:『NEWSIS』「전두환 대신 사죄한 손자 품어준 5·18 유족(종합2보)」

このチョン・ウウォンさんは自分は何もしていないのに「祖父が罪を犯した」として謝罪、号泣し、遺族は「真正性のある謝罪だ」とこちらも号泣しています。

韓国というのは、何もしていない孫が謝罪しなければならない国なのです。「謝罪を受け入れる」などと言う方もおかしなスタンスです。「いや、あなたは何もしていないでしょ?」にならないところが、傲慢とさえいえます。

「なんの関係もない孫だろうが謝罪して当然という考え」があるからこそ出てくる言葉だからです。

何もしていない孫を捕まえて「あなたの謝罪を受け入れます」ってなんなのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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