韓国・文在寅「私を政治世界に召喚するな」

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韓国で前文在寅大統領のドキュメンタリー映画『文在寅です』が製作され、2023年04月27日に封切りとなります。


↑『文在寅です』のポスター

↑『文在寅です』の予告編

この映画は、かつて『盧武鉉です』を製作したイ・チャンジェ監督の新作で「全州シネマプロジェクト」の3番目の上映作に選ばれています。

この映画の一部がすでに公開されていますが、そこで文在寅前大統領は、

「5年間で成し遂げた成果、私が成し遂げた成果というよりは、国民が一緒に成し遂げたので、大韓民国が一緒に成し遂げたものだ。

それが一瞬にして崩れ、過去に戻る姿を見て、虚しい思いがする」

と述べています。保守系の尹錫悦(ユン・ソギョル)政権によって、自分が行ったことがいちいちひっくり返されているのがお気に召さないご様子です。

また、文在寅さんはかつて「自然人、文在寅に戻りたい」と、昔懐かしい「普通の女の子に戻ります」みたいな発言をしたことがありますが、これについては、

「現実政治の世界でもう忘れられたいとの意思を明らかにしたのに、絶えず私を現実政治に召喚しているので、その夢も虚しいものになった。

このように絶えず私を現実政治の世界に引き戻すなら、結局はそれが彼らにブーメランとして返ってくるだろう」

と述べています。自分に対する検察からの追及について言いっているように聞こえます。もし自分を追究することがあれば、政権が終わったとき「自分たちに跳ね返ってくる」――だからやめろ、と警告してるのではないでしょうか。

「尹錫悦(ユン・ソギョル)政権の次が左派政権になったら、おまえたちはただでは済まない」というわけです。

「保守寄り vs 左派・進歩系の戦い」は、今に始まったことではなく、たとえ先に監獄が待っていようとも現尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は文在寅前大統領への追及はやめないでしょう。

やめても同じだからです。だったら今のうちに左派・進歩系を徹底的に潰す――一択です。

(吉田ハンチング@dcp)

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