韓国「中国から84億ドル」抜いて「中国に77億ドル」返済。ナニやってんだ

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『韓国銀行』から「2022年の地域別の国際収支統計」が公表されました。この中に対中国について非常に面白いデータがありますのでご紹介します。先の記事では経常収支(Current Account)をご紹介しましたが、今度は「金融収支」(Financial Account)です。

金融収支の中に「Other Investments」(その他投資)という大項目があって、ここには外国との「融資」取引が計上されます。以下をご覧ください。


↑オリジナルの表組の単位は10億ドル(billion USD)

2022年 対中国「その他投資」
資産の部:-83.9億ドル
負債の部:-76.5億ドル

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2022 年の地域別国際収支(暫定値)」

資産の部で83.9億ドルマイナスになっています。資産の部でマイナスですからその分韓国にとってはキャッシュインです。つまり、2022年韓国は83.9億ドルも中国から資金を抜いたのです。しかも、「Other Investments」(その他投資)と「融資」の計上項目なので、韓国は83.9億ドル分の融資を回収したことになります。

また、負債の部でも「76.5億ドル」もマイナスになっています。負債の部でマイナスですからその分、中国から韓国に対する融資が減少したことになります。つまり、76.5億ドル分の借金を中国に返したのです。

「はい、大きく吸って、大きく吐いて」みたいな話です。

猛烈な勢いで中国から融資を回収し、同時に猛烈に中国に借金を返したのです。

上掲のとおり、そんなことをやっているのは中国に対してだけです。

さらに面白いのは、この融資の負債の部の合計「184.7億ドル」です。2022年は184.7億ドルも融資を受けて負債を増やしているのですが、その52.9%の「97.7億ドル」もが「Others(その他の地域)」としてまとめられています。

この巨額はどこから融資を受けたのでしょうか。

さらにいえば、前年の2021年はさらに巨額の「263.2億ドル」も融資負債を増やしています。このうち161.9億ドルが「Others(その他の地域)」からの融資です。

韓国は、外国からの負債を償還できずにドボン騒動を起こしてきました。巨額の「融資負債」増加は気になるところです。

(吉田ハンチング@dcp)

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