2023年06月22日、韓国メディア『韓国経済』がスクープを出しました。
この日、京畿南部警察庁の反腐敗経済犯罪捜査隊がYouTubeチャンネル「バックブリーフィング」を運営するペク・グァンヒョンさんから約4時間ほど聴取を行いました。
ペクさんが、『共に民主党』李在明(イ・ジェミョン)代表の側近であるキム・ヒョンジ補佐官、元慶尚北道庁総務課職員のペ・ソヒョンさんなどを証拠隠滅などの容疑で検察に告発していたからです。
ペクさんは、自身のYouTube動画でキム補佐官とペさんの間でかわされた会話の録音データを公開しました(2023年01月31)。
何が話されていたかというと「庁舎職員に業務用コンピューターファイルを削除するように指示した」という内容です。時期的には、李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領選挙を控えて、京畿道知事を辞任した頃です。
つまり、「京畿道知事として何を行ったのか」が調べられると大統領選挙に影響するので、証拠を隠滅するための指示だった――と疑われるのです。
先にMoney1でも先に少しだけご紹介しましたが、もともと本件はソウル地検が担当していました。しかし、検察は警察に移管していた模様です。
――で、京畿南部庁が捜査担当になり、告発者であるペクさんに事情聴取を行った――というスジです。
李在明(イ・ジェミョン)さんまでたぐれるか?は、まだ分かりませんが、また新たな疑惑の種が浮上したわけです。
(吉田ハンチング@dcp)