韓国は一事が万事「テキトー」。「鉄筋ヌケ」マンションの全数調査も「いい加減だった」と発覚

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ケンチャナヨ建設(設計・施工・監理のズボラ)で鉄筋ヌケが発覚し、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が全数調査せよ!と命じたにもかかわらず、その調査もまた「ケンチャナヨ検査」であったことが発覚しました。

韓国という国は一事が万事これです。

2023年07月31日に『LH』(韓国土地住宅公社)が無梁版構造で地下駐車場を造ったマンションについての「全数調査」結果をひとまず報告しました。

結果は「91のマンションのうち15のマンション」で「せん断補強筋」が抜けている柱があった――というものでした。

ところが、2023年08月11日、『LH』のイ・ハンジュン社長が緊急記者会見を開き、5つ追加して「20のマンションで鉄筋ヌケがあった」と修正発表しました。

先の発表で、なぜ5つ少なくなったのかというと、「軽微な鉄筋ヌケなので入れなくてもいいだろ」と独自に判断して削った――というのです。

呆れてものも言えませんが、イ・ハンジュン『LH』社長は、上掲のようにまた謝罪する羽目になりました。

07月31日の後、全数調査に含まれていなかったマンションを1棟、08月09日にはさらに10棟のマンションを調査していますので、地下駐車場の柱でせん断補強筋がヌケていたマンションは、計102棟のうち20棟だったことになります。

この大失態について、イ社長は「当初、無梁板地下駐車場の全数調査結果を発表したが、欠落した鉄筋が5本未満で、直ちに補強が完了し、安全上の懸念がない団地は、独自の判断で除外した」とし、「しかし、無梁板構造に対する国民的不安感が高まる中、全ての情報を透明に公開するという経営的判断の下、既存の発表から除外した地区を含めて本日追加発表する」と述べました。

建設がいい加減なら調査もいい加減、という何も信じられない状況ですが、『LH』は役員全員の辞表を受け取り、人事刷新に乗り出すことを明らかにしました。

イ社長は「今回の事態が今日に至った原因は、『LH』が抱えている根本的な問題から一部起因する。『LH』を根本的に革新しようとする意志の表れとして、全役員の辞表を受け取っている。私の去就も国土部長官を通じた政府の意向に従うつもりだ」と述べています。

ここがまた韓国の駄目なところです。

あいつさえいなければ」「◯◯さえTopになれば……」などと考えがちですが、それで物事は好転しないのです。もし責任を取るつもりなら、さっさと自ら腹を切ればいいのにしません。

(吉田ハンチング@dcp)

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