2020年06月05日に発表された韓国の04月の「国際収支統計」ですが、経常収支(Current Account)が赤字に転落したことは先にご紹介しました。
この赤転(赤字転落)は、実に2012年4月以来のことで、韓国では衝撃をもって各メディアで報じられました。05月また赤字なのでは、と一部では警戒する声が挙がっています。
それはともかく、2020年06月08日、韓国メディア『釜山ファイナンシャルニュース』に「日本、海外投資のおかげで70カ月連続の経常収支黒字」という、日本をそねむような記事が出ました。
一部を引用します。
日本が海外投資で発生した配当収入のおかげで70カ月連続の経常収支黒字を持続した。
日本の財務省が08日発表した国際収支(暫定値)の動向によると、日本の04月の経常収支は2,627億円(約2兆8,900億ウォン)の黒字を記録した。
前年同月比では84.2%急減したが、黒字基調自体は70カ月(5年10カ月)連続である。
(後略)⇒参照・引用元:『釜山ファイナンシャルニュース』「日本、海外投資のおかげで70カ月連続の経常収支黒字」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
筆者の考えすぎかもしれませんが、「配当収入のおかげで」と強調している点に底意を感じないでしょうか。
そうなのです。実は日本国の経常収支はずっと黒字を続けています。問題がないわけではありませんが、もはや韓国のように輸出が傾いたら国が傾くみたいな構造にはなっておりません。これは日本人として非常に誇れる点です。
⇒参照・引用元:『日本国 財務省』「令和2年4月中 国際収支状況(速報)の概要」
https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/preliminary/pg202004.htm
「別にそねんでなんかいないよ!」と韓国の人はおっしゃるかもしれませんが、誠に申し訳ありません。日本が黒字で。
(柏ケミカル@dcp)