【原油代70億ドル】イラン「韓国は利息を支払わず、10億ドル減った」

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例の、韓国イランに支払っていなかった原油代金70億ドルの件です。

Money1でも先にご紹介した『The New York Times』の記事は正鵠を射ていたようで、凍結資金はイランに渡されることとなりました。

ただし、韓国からスイス銀行経由でカタール銀行(のイラン銀行が設けた口座)に振り込まれ、安全保障に関係のない品目を購入するために使う――という条件が付いています。

2023年08月13日、『IRNA』(イスラム共和国通信:日本では一般に『国営イラン通信』)が以下の記事を出しました。

中央銀行総裁は、韓国における凍結外貨準備の解除に応じて、ネット上の自身のページにメモを公開し、た。

モハマド・レザー・ファルジンは次のように書いている:
残念なことに、90年代の最後の数年間、我が国の外貨資源のうち70億ドル近くがウォン(韓国の国家通貨)の形で韓国の銀行に預けられていたことを強調する必要がある。

彼らには利息は支払われなかった。

この数年間でさえ、ウォンの対ドル価値の下落により、そのうち10億ドル近くが価値の減少に直面しました。

「しかし、技術的なフォローアップと外交の成功により、韓国で押収されたイランの外貨資源はすべて解放され、第三国でウォンからユーロに両替する費用も受け入れた」と付け加えた。

ファルジン氏は明らかにした:
これに基づき、間もなくこれらのユーロ資金はすべてカタールにあるイラン銀行6行の口座に入金され、非制裁品を購入するための銀行支払いとして使用されることになる。

これらのリソースの残りは、預金の場合、銀行利息の受け取りの対象となる。

中央銀行総裁はさらに、「イランの外貨資源が間もなく他の数カ国でも利用可能となり、そのニュースと影響が表れるだろう」と述べた。

⇒参照・引用元:『IRNA』「فرزین: تمام منابع ارزی توقیف شده ایران در کره جنوبی آزاد شد」

「ウォン建て」で凍結されていたため、凍結期間内にウォンの価値が下がって、当初70億ドルだったものが10億ドル減ったと述べています。

しかも凍結期間分の利息支払いについては拒否されたとのこと。

また、スイス銀行に送られた資金はそこでウォンからユーロに両替されるようです。

(吉田ハンチング@dcp)

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