2023年09月21日は、韓国最大野党『共に民主党』李在明(イ・ジェミョン)党首の逮捕同意案が国会で可決されるのか、決戦の日となりました。
さすがダイナミックコリア、午前中から国会前では「李在明(イ・ジェミョン)を救え派」と「李在明(イ・ジェミョン)を逮捕せよ派」の団体が詰めかけ、大変な騒動となりました。
↑国会前に詰めかけた李在明(イ・ジェミョン)を救え派の皆さん
一部の李在明(イ・ジェミョン)派の皆さんは、逮捕同意案が可決されたら国会に暴れこんでやると息巻いていらっしゃいます。
先にご紹介したとおり、まず「韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理(首相に相当)の解任動議」が出されました。
こちらは、
賛成:175票
反対:116票
棄権:4票
小計:295票
で通りました。大変お気の毒なことに、韓悳洙(ハン・ドクス)さんは、韓国憲政史上初の解任決議案が可決された国務総理になってしまいました。
ただし、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が受け入れるわけがありませんので、韓悳洙(ハン・ドクス)さんの地位は保全されるでしょう。
15:30からは、李在明(イ・ジェミョン)党首の逮捕令状請求について、韓国の若大将こと韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官が説明を開始(上掲写真)。
『共に民主党』議員からヤジが飛んで説明が中断するなどありましたが、逮捕拘束の必要性を、
「不法特恵提供で民間業者に巨額の利益をもたらし、ロビーを引き受けた側近がその代価で数十億ウォンを取得させ、これを今後選挙資金と政治資金としてしようとしたのがこの事件の犯行動機」
などと力説。
↑票のカウントの中、テレビに抜かれる韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官
いよいよ評決となりましたが、結果は以下のとおりです。
賛成:149票
反対:136票
棄権:6票
無効:4票
小計:295票
逮捕同意案は可決となりました。
病院で寝込んでいる李在明(イ・ジェミョン)さんには大変申し訳ないのですが、これで逮捕です。
(吉田ハンチング@dcp)